勤続年数の約三分の一、仕事を干された件について
今年度久しぶりに仕事をそれなりにさせてもらっていますが、
昨年度までの数年間、仕事を干され続けていました。
理由は、メンタルがやられ、身体を壊し、クラスも壊してしまったからだと思います。
異動面談の時にメンタルが底をついた状態で行き、当時の管理職にひたすら、「何もできません。」しか言ってなかったら、
見事に?移動先の職場(現任校)の初年度からすっかり仕事を干されました。
具体的には、ほぼ担任業務しかありませんでした。
担任業務ですら、異動初年度は大変な子がいないクラスで脇をベテランに抱えてもらい、数年後はクラス数の多い学年になり、わたしが倒れてもより回りやすくなるようにという配属の年もありました。
あとはたまに雑用が回ってくるぐらいでした。
前任校ではほとんど土日どちらか行ってましたが、
現任校の数年間(特に最初の3年間)は土日に行かなくても仕事が回るようになりました。
世間的には2校目はバリバリ戦力!と言う感じですが、わたしはそこからは程遠い感じでした。
数人の同期から初めて主任になった!ということをよく聞きましたが、主任なんて全くなく、主任何それ美味しいの?状態でした。しかも、幸いにも?珍しく自分より年上の先生だらけの学校に配属になったため、より仕事が回ってくる感じがありませんでした。
仕事を干されたことについては納得しています。
管理職からすれば、病気もってて仕事できない人なんて地雷でしかないですし。
当時の校長からも、仕事も身体もだめな人に仕事は任せられない、と言われました。
それなら、最低限の担任業務だけやらせたら、あとは他の人がやった方が安心。最近は多少ましになりましたが、異動してからの数年間、体調不良や通院で遅刻や早退をよくしていて、勤務中も何回か倒れたことがあり、その度に同僚の先生方にたくさん助けていただき、迷惑をかけました。
わたしは昨年度末までもう二度と仕事を任されることはないだろう、一生成長することはないだろう、出世ルートから外れヒラのままひっそりと仕事を続けるのだろう、
と、本気で思っていました。自分のキャリアについて全くあきらめていました。
けど、今年は学年も初めて、重い仕事がいくつかという事態になってしまいました💦
正直、任されて嬉しい気持ちは全くなく、
こうなると思ってなかったので、ただひたすら怖いです。プレッシャーに近いかもしれません。
自分がこの仕事をすることで、他の人に迷惑をかけないか、不快な思いをさせないか、ただそれだけが本当に心配です。
なぜ、昨年度と全く違うことになったかについては、正直あまり心当たりがありません。
しいて言えば、今年はベテランの先生方が数名異動され、久しぶりに初任の先生方が入って若返ったから仕事が回ってきた…ことぐらいしかありません。
けど、昨年度までの数年間、クラスの子どものこと、授業のことに専念させてもらえたことは改めてよかったと思ってます。何をしたかはよく覚えてないですが、子どもたちとクラスで過ごす時間は本当に楽しかったです。
本当なら2校目だと、学校の仕事も多少やらないといけないと思います。自分のことに専念させてもらえるモラトリアム期間をいただけたことは、授業や子どもとの関わり、これからの自分のことを見直すきっかけになったと思います。
今思うと、初任校での数年間シャカリキに働いて、躓いて、起き上がれなくなり、また歩き出すための準備期間をもらえたのかなと思います。
この先、どうなってしまうか、全然想像がつかないです。数年間仕事を干された時期には、今こんなに仕事に追われる未来があることは、全く考えられませんでした。任される仕事が変わっただけで、自分の内面は前と変わった感じはなく、干された期間にいろいろできるようになった感じもしないです。たしかに前よりも喘息もメンタルも落ち着いてきましたが、体調悪い時は悪いしまだ定期通院を卒業できなさそうです。
とにかく無理せず、生きていけたらと思います。
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