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アングラ研究を推進せよ!(10月活動記録)

どうも。こんにちは。
ケミカルエンジニアのこーしです。

2024年も残り2ヶ月となりました。
年初に掲げた目標はどのくらい達成できたでしょうか!?

私はブログやnoteに注力するつもりでしたが、いつの間にか統計検定2級のアプリ開発にシフトしていました。。

「予定していないことはできない」とよく言われており、毎年1月に今年の目標を定めることにしています(発信できる範囲で)。
しかし、「発信活動(アウトプット)」を続けていると、思いもよらぬ人脈やビジネスの機会を得ることができ、予定していたこと以上の成果を上げることができる気がします。

よって、これからも”アウトプット前提”で色んな取り組みができると良いなと思います!

それでは、10月の活動記録を書いていきます。

1.データサイエンス勉強記録

(1)Pythonではじめる時系列分析入門

10月はこちらの書籍を楽しくお勉強しまして、全7部構成のうち5部の途中まで読み進めました。

  • 季節調整

  • ARIMA、SARIMAXモデル

  • 状態空間モデル(ローカルレベルモデル)

  • カルマンフィルタ

図解あり、グラフあり、pythonコードありと、理解を助ける様々な工夫が凝らしてあり、これまで難解な部分はありませんでした。

状態空間モデルの説明では、数式⇒pythonスクラッチ(既存ライブラリを使わない)⇒statsmodelsの順に解説することで、理解を深めつつ、実用にも気を利かせてくれています。

また、カルマンフィルタの導出では「BLUEとなる推定量を得る」という方法をわかりやすく解説してくれたので、カルマンフィルタの理解が深まったように思います。

まさにオススメしたい時系列分析の入門書です!

(2)統計検定2級問題集アプリ見直し

8月にリリースした統計検定2級の問題集アプリを解き直しています。

リリース以降、誤字脱字を直したり、画像が上手く表示されない不具合や解説のわかりにくいところを随時修正しています。

しかし、最近になってスマホだけで解けない問題があることが気になってきました。

本番の難易度を維持するべきか、スマホだけで解けることを優先するか少し悩みますが、出題方法を工夫しながら改善していきたいと思います!

Apple Storeより

(3)統計検定2級学習アプリ作成

統計検定2級の問題集アプリを作成してみたところ、思っていたよりも需要があり、統計学への関心の高さを実感しました。
そこで、さらに統計学の裾野を広げるべく、スマホ一つで統計検定2級に合格できるアプリを作りたいと考えました。

問題集アプリよりも、統計学初心者向けの学習アプリを想定しています。

問題集アプリを作るよりも手間がかかるので、遅々として進んでいませんが、できれば年内、最悪でも年度内にはリリースしたいと考えています。

(4)今後の勉強予定

今後は、下記について勉強したいと考えています。

①統計検定2級 公式テキスト ⇒ 学習アプリ制作
②基本統計学(有斐閣&東洋経済新報社) ⇒ 学習アプリ制作
③時系列分析 ⇒実務
④異常検知 ⇒実務
⑤深層学習 ⇒実務

統計学の基礎を復習しながら統計検定2級の学習アプリを作成し、さらに実務向けでは時系列分析、異常検知の学習を進めていきます!

また、統計検定2級アプリが完成したら、統計検定準1級の問題集アプリを作ろうと考えています。
統計学実践ワークブックの理解を手助けする問題が作れたら良いなと思っています!

時系列分析と異常検知は、今のところ下記の書籍を読むつもりです。
(気分が変わるかもしれませんが。。)

2.気になるニュース

(1)東レが進めるがん治療薬 30年越しアングラ研究で狙う

東レの「アングラ研究」という制度がとても良いなと思ったので紹介します。

アングラ研究とは、業務の10~20%を自己裁量の研究に費やすことを推奨する制度のことです。

そういえば大分昔の話ですが、東レの知人が「アングラ研究のテーマで悩んでいる」と飲み会でボソっと言っていたのを思い出しました。

確かに「自由」だと言われても、貴重な時間を費やすなら有意義に使いたいと思ってしまうのは人間の性(さが)です。小学生のころ、自由研究が嫌だったように、「自由」が重荷になることもあるでしょう。

しかし、私は「興味関心」を伸ばすことが自分の使命であり、「やりたい」「面白い」と思うことを愚直に実行することが成功への秘訣なのだと信じています。

これに関連して、Xで面白いポストが流れてきました。
テーマは「組織の中で"自分"と"チーム"のどちらを優先すべきか」という話です。私は、アングラ研究で自分の興味関心を伸ばす話に繋がる気がしました。

上記ポストの動画の中で、豊田章男会長はとても心に刺さるメッセージを伝えてくれています。

「皆さんは、自分のために、自分を磨き続けてください。」
「トヨタの看板が無くても、外で勝負できるプロを目指してください」

「わたしたちマネジメントは、プロになりどこでも闘える実力をつけた皆さんが、それでもトヨタで働きたいと、心から思っていただける環境を作り上げていくために努力して参ります」

「他人と過去は変えられませんが、自分と未来は変えられます」

今の日本人に足りないマインドは、まさにこれではないでしょうか。

自分を磨き、会社の看板がなくても外で勝負できるプロになる。
そして、「他人を変えるのではなく、自分と未来を変える」

私がコツコツ毎日データサイエンスの勉強をしたり、ブログやnoteを書いたり、Xで発信しているのは、「興味関心を伸ばしつつ、会社の看板がなくても勝負できる人材」になろうとしているからです。

「終業後に努力しても給料は上がらない、会社は何もしてくれない。」
「いかに楽して給料をもらうかだ。」
という意見があることは承知しています。

ただ、私には自分さえ良ければよいという子供のような思想に思えてなりません(労働契約を盾に会社・同僚から貪る行為に等しいとも思います。)

また、「成長」するためには自ら進んで苦労をする必要があります。
楽して儲けるのではなく、生産性を高める。
余った時間で自分の興味関心を伸ばす。

この思想を実行するためには、いかに「自分を律することができるか」が勝負どころではありますが、生産性を高めて、自分の興味関心を伸ばし成長する。
これこそが、楽しくて面白い理想の生き方ではないかと考えています。

(2)葉っぱだらけの空間で「気持ちよさ」を研究?

だいぶ前の記事ですが、最近個人的に注目している企業メディア(トヨタイムズ)の記事です。

トヨタは、本業(自動車)と関係のない研究も行っているようです。
その一つが、「Genki空間 ® 」プロジェクトです。

植物には「人を癒やす力」があるということが科学的に証明されつつあります。

私自身、仕事に熱を入れすぎると眼精疲労や肩こりに悩まされ、最終的には頭がボーっとしてくることがあります。

家の中で休んでいても全然回復しないので、テニスをしてみたり、ランニングしてみたり色々と試していました。

その中で、一番効果があったのはランニングです。

血流が良くなるから疲労が取れると考えていましたが、今思えばランニングルートが森の中なので、植物の癒やしの効果だったのかもしれません。

また先日、弾丸日帰りで諏訪大社(長野)にお参りに行った際、早朝から夜遅くまで長時間のドライブだったにも関わらず、翌日の疲れが全くありませんでした。

たいていの神社は森に囲まれているので、諏訪大社が癒やしの空間になっていたのかもしれませんね。

ただ、ここで注目したいのはトヨタが本業以外の研究を行っているということです。

東レが推奨する「アングラ研究」の本気バージョンなのではないでしょうか。

謎の自由開発集団、「未来創生センター」すごい響きです。。
さすが世界一位のトヨタですね。
しっかり稼いでやるべきことをやっています。

今の社会に適応するための企業のあるべき姿(機能)の一つのような気がします。

私は化学業界にいるので今までトヨタにあまり注目していませんでしたが、企業メディア(トヨタイムズ)の取り組みも洗練されていますし、トヨタの取り組みは今後ちゃんとウォッチしないといけないなと思いました。

3.活動記録

最後に、毎度のことですが年初に掲げた目標の進捗確認をしてみます。

すでに10ヶ月経ちましたので、目標の進捗率は10/12 = 83.3%です。

①ブログ100記事到達 +29記事 11/29 = 37.9% ×
②note +20記事 この記事含め 11/20 = 55.0% ×
③X +300ポスト 192/300 = 64.0% ×(2024/11/3 21:00時点)
④読書 30冊 34/30 = 113.3%

上で述べたように、「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられます」、そのために自分を磨き続け、会社の看板がなくとも勝負できるプロを目指したいと思います。

最近再読した「ゼロ秒思考」のメモ書きを実践し、理想の未来や自分の興味関心を言語化して明確にし、コツコツ継続努力をしてきたいです❗❗


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