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尾道は猫。と、日本遺産。おすすめカフェもひっそりと。

先日、日本遺産×島根旅のイベントがあり講師をさせていただきました。

日本遺産ソムリエで島根県ふるさと親善大使でもある私にとっては、お話しさせてもらえる事が反対にご褒美のようなこのイベント。

島根行った事ある人ー!って聞いたところです
今回は多かったです

島根県食材を使ったお食事を楽しんでもらいながら、トークで日本遺産×島根旅の魅力をお話ししました。ラジオパーソナリティーの経験が生きてます。

今回は[日本遺産ってなに?]という疑問(多分、これを読んでいる方の中にもいらっしゃるかと。)にお応えして、更に身近に感じてもらえるように島根以外の私がしてきた日本遺産旅についてもご紹介しました。

このお話しがありがたい事にとても好評だったのでnoteでもお届けしたいなと思います。

一見難しそうな日本遺産、実は旅のヒントの宝庫です。

[日本遺産とは]
遺産と言っても、建物や自然など1つ1つのものではなくてそれを繋ぐ[ストーリー]が文化庁によって認定されています。
建物が建つのも、風景が守れるのもそれに携わった人がいてこそですもんね。
日本遺産のストーリーを辿ると、ずっと昔から今に繋がる事ばかりなので「知らない内に日本遺産のストーリーに関わる場所行ってた!」ということもあります。
旅好きな方にとっては[旅をより深く楽しむツール]だと思っていただいたらいいのかなと思います。
ストーリーは全国に104つ。
全てにタイトルがついていて、どの都道府県にも最低1つはあるのでぜひ探してみてくださいね。
↓日本遺産のサイト見やすくて楽しいです。

そして、今回のイベントでご紹介した身近な日本遺産がこちら。

どこだか分かりますか?

会場でも同じ写真を見てもらって質問したところ、分かる方もちらほらいらっしゃいました。一緒に考えてもらって嬉しかったです。

noteのタイトルに書いてしまっていますが[尾道]です。

猫のいる街、尾道。
坂道が多い街、尾道。
おしゃれカフェがある街、尾道。
自転車旅もできる街、尾道。

沢山の顔をもつ尾道ですが、日本遺産の街でもあります。

尾道には全部で3つのストーリーがありますが、今回はその中の1つを選びました。

[尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市]

細い道が入り組んだ坂道に並ぶ個性的なお店を楽しんだりそこでのんびりと過ごす猫に癒されることもある尾道。
その尾道を流れる尾道水道が中世に開港し人・ものなどが集まった事で発展しました。
またその発展から、尾道の細い道や山の斜面には住宅や寺社、庭園などが密集して造られ、まるで箱庭の様な風景が出来上がりました。
今でも細い坂道や、ふと振り返った時に見える風景や坂道を登りきった後の広い空などをゆったりと散策しながら楽しむ事ができます。

そう。
何気なく歩いていた尾道の街は街全体が日本遺産のストーリーの一部だったんですね。
「いい景色だなぁ」と見惚れる先にストーリーがあると知ると少し旅が深まる気がします。

日本遺産ストーリーと尾道観光、両方を楽しめるスポットもご紹介するので良ければぜひ旅のきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

[Cafe TOTEM]

尾道のシンボル[千光寺]から歩いて5分ほどの場所にある[TOTEM]。
細い道の先にひっそりとあるので、焦らず探してくださいね。
チャイとインドスイーツを楽しめるお店です。
このゆったりとした空気感はどうやったら醸し出されるんでしょうか。
大きな窓から吹く風と、控えめに鳴る風鈴の音にすっかり癒されました。

[urashima-inn-gangi]

ベッド際の風景が素敵

全室オーシャンビューのホステル。
尾道駅から徒歩8分ほど。
お部屋はコンパクトですが、私はこのお籠り感が落ち着けて好きでした。
尾道の日本遺産ストーリーの要、尾道水道がすぐ間際で延々と眺められる贅沢な場所です。

ショップやレストランが併設された
onomichiU2で買ったパンでモーニング

エントランスは夜はBarに。
フリーのコーヒーやトースターもありました。
このラフな感じが港の開放的な雰囲気とあっていていいですね。
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この尾道滞在を含めて3泊4日で楽しんだ広島旅。
福山にある禅のミュージアムや鞆の浦(こちらも日本遺産)等を巡りました。
Youtubeにもその様子をアップしているので、もしよろしければぜひご覧ください。

 

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水木 彩也子
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