初めての燕三条【工場の祭典】へ。旅の記録とルート紹介①
今年もやってきましたこの季節
【工場の祭典】!!!
カトラリーや金属刃物で有名な燕三条エリアで実際にものづくりの現場を見られる、4日間に渡るお祭りです。ファクトリーツアーやワークショップなど盛り沢山の内容!
と言っても、私自身このイベントを知ったのも参加したのも昨年が初という新参者。そこでもし、今年初めてイベントに行かれる方や、先ずは雰囲気が知りたいなぁ。という方にむけて1泊2日で参加した昨年の様子を書き留めておこうと思います。
最初に言えることは「この祭り最高だ!」ということ。まだ予定が空いているならぜひ手帳に書き加えてほしいです。
ではどうぞお付き合いください。
-1日目-
11:00 新幹線で燕三条駅に到着
駅でレンタカーを借りていきます。工場の祭典はかなり開催範囲が広いので車で巡った方が効率よく廻れると思います。というか車がないと厳しいかもしれません。でも、車の運転が心配な方は申込先着順のバスツアーも開催されているのでそちらもおすすめです。今回は自分のペースで見学したかったのでレンタカーにしました。
最初に訪れたのは [E&E Ltd.] さん。デザインから加工・仕上げまでを一貫して行う眼鏡・家具メーカーさんです。
ここが私にとっての工場の祭典デビューだったので、どんな雰囲気で工場の方が受け入れてくださるのだろう。と不安だったのですが、驚くくらいに親切でした。こんなに色々見せてもらっちゃっていいんでしょうかと思うほど、素材や工程などご案内いただきました。
眼鏡ユーザーとしてはこんなにも拘られて、そして楽しそうに生み出されている眼鏡をぜひお迎えしたい!次の眼鏡候補になりました。工場とアトリエ両方の雰囲気を併せ持った場所を見学させていただいて、とてもいいスタートになりました。
13:00
ランチに選んだのは燕三条名物背脂ラーメン [ 成龍 ]新潟県には五大ご当地ラーメンがあって、燕三条エリアはこの背脂ラーメンが有名だそうです。
ものすごい太麺で噛み応え食べ応えたっぷり!でも固いわけではなく、もっちりとした食感。この背脂がたっぷり浮かんだスープに最初は驚きましたが完全にハマりました。本当に美味しい。もくもくと完食。
因みにこの太麺と背脂たっぷりなスタイルは工場への出前の際に麺を伸びにくく、スープを冷めにくくするという理由から生まれたそうです。流石ものづくりの町。ラーメン屋でもその断片を感じられるとは。ごちそうさまでした!
13:30
続いて見学させてもらった工場は [ 有本製作所 ]さん。こちらでは様々な金属加工をしていて、私達の生活に身近なところだと換気口等を製造しています。そしてもうひとつ。アウトドアブランド [Snow Peak]のチタンマグを作っているのも、ここ有本製作所さんなんです。
ここではそのチタンマグの製作体験をさせてもらいました!(要予約でした)
工場内は撮影NGだったので後日家で撮った写真をご覧ください。
サイズが選べて取手の部分をプレス機を使って圧着するところを体験させてもらいました。殆ど正規品と同じですが、せっかくなのでオリジナリティを出す為に持ち手をつける位置と圧着の数を変えてみました。
体験した後は広い工場内をじっくり説明を聞きながら見学させてもらいました。ここでも詳しい案内と親切なスタッフさん。大きな機械を操って物を生み出す力ってすごい。
16:00
この日最後の工場へ。
靴下を製造されている[山忠]さんへ。燕三条のものづくりは金属加工だけじゃないんですね。
機械と手作業の共存する様子を見て機械のスピードの速さには圧倒されましたが、やはり最後は(というか最初も)人の手をちゃんと介して、出来上がっていくんだという事を実感。
見学の後はファクトリーショップへ
この流れは欲しくなっちゃいますね。
山忠さんの人気商品[あしうら美人]と[とにかくあったかい靴下]を購入しました。1足にセーター1着分の糸が使われているそう。暖かいです。
到着から日が暮れるまで満喫しました!
長くなったので2日目は後日更新しようと思います。
お読みくださりありがとうございました!