【クラウドソーシング】大学生がWebライターになるには
こんにちは、花山みみかです。
大学に通いながら、クラウドワークスでWebライターをやっています。
▼こちらが私のサマリーです。ご依頼お待ちしております♪
https://crowdworks.jp/public/employees/3930308
在宅ワークって何かカッコいい。
将来フリーランスとかやってみたい。
そのような憧れを抱いている人は多いのではないでしょうか?
そこで、Webライターの仕事に興味のある方に向けて、始めるために必要なことは何か、知っておかなければならないことは何か、簡単に説明したいと思います。
あくまで私の例ですが、在学中にクラウドソーシングを始めてみたい人の参考になれば幸いです。
そもそもクラウドソーシングって?
クラウドソーシングは、企業がフリーランサー(個人営業主)に依頼して仕事をすることを指します。
働く側(ワーカーと呼称します)は、パソコン上でやり取りして仕事を進めることが一般的です。
仕事といっても、簡単なアンケートやモニターから、文字起こし、ライティング、ソフトウェア作成、中には企業ロゴのコンペなんかもあります。
今回は、その中からライティングの仕事についてお話ししたいと思います。
Webライターって?
ライティング(writing)は、文字通り、書く仕事です。
その多くがWebコンテンツの記事作成です。たまに、YouTubeの動画の台本作成とか、漫画のプロット作成とかもあります。
「○○○○字を○○○○円で」という依頼方式が多いです。
Webライターって……儲かる?
結構「フリーランサーは儲かる」という話を耳にしますが、ほとんど嘘です。
嘘というより、人によります。稼げる人は一握りです。
大学生活の空いた時間に……と考えている方は、その幻想を捨て去ったほうがいいでしょう。
フリーランサーの稼ぎは、以下の3つの要素で決定します。
①どれだけいい仕事を受けられるか
②どれだけ仕事をする時間を取れるか
③どれだけ仕事の効率がいいか
この全てが良好だとかなり稼げますが、どれかが欠けていたら稼げません。
ちなみに、私は月に1万前後しか稼げていません。
①どれだけいい仕事を受けられるか
依頼の良し悪しは、「1文字あたり○円」という尺度で測ることができます。
1文字1円が一般的です。それを下回ると結構まずいです。
ただし、1円以上の仕事は経験者のみ受注可能とか、専門的な内容とか、インタビュー必須とかオンライン会議必須とか、とにかく難易度が跳ね上がるので、最初は1文字0.5円以上の依頼を受けるのが望ましいです。
理想は、1文字2円以上です。大学のレポートが約10000字ということは、あの労力で約20000円前後貰えることになります。これを高いと思うか、安いと思うかは、あなた次第です。
②どれだけ仕事をする時間を取れるか
これは結構重要です。
例えば、バイトもしていてWebライターもする……というのは無茶だと思います。やめておいたほうがいいと思います。1日最低でも1〜2時間は取るようにしましょう。
稼いでいるWebライターさんは、24時間を自由に使えるから稼げている、ということを忘れないようにしてください。
③どれだけ仕事の効率がいいか
①②は大学生の身分ですと厳しい面もありますが、③に関しては、今からでも極めることができます。
1000字を超える文字をタイプするわけですから、タイピングや記事の構成を速くできれば、その分受けられる記事の量は増えます。
一般的なWebライターは、1日10000字が理想とされていますが、大学生には時間の制約があるため難しいです。1時間で1000字ほど書けたら上出来なのではないでしょうか。
この3つの要素を良い状態にできるかどうかが、Webライターとして稼げるかに大きく影響します。
詳しくは後述しますが、他にも稼ぎに関係する要素があります。稼ぐ目的でしたら、大人しく高額報酬のバイトを探したほうが吉ですよ。
Webライターのメリット
さて、稼げないのにWebライターをするメリットはどこにあるのでしょうか?
①場所を選ばず作業できる
これが1番のメリットです。自宅、大学、カフェ、PCさえあればあらゆる場所で仕事ができます。
私は普段、カフェで作業しています。イヤホンで音楽を聴きながらタイプして、疲れたら好きな時に休憩、またやる気になったら仕事を再開する。バイトだと、こんなことは絶対にできませんよね。
②好きな時間に働ける
今日は体調が悪い、休もう……。バイトだと、「すみません」と電話を入れなければいけませんが、フリーランサーは好きな日に休むことができます。もちろん、怠けてばかりだと仕事が進みませんが。
私は体調を崩しやすいので、調子が悪い日はすぐに休みます。その代わり、筆が乗る日はバリバリ働きます。そのような生活ができるのは、クラウドソーシングをしているおかげですね。
③ライティングスキルが上がる
大学のレポートで、2000字とか3000字とかいう条件を課されると、滅入ることはありませんか?
ライターは、1日2000字書くのは当たり前の世界です。仕事をすればするほど、こんな程度の文字数ではビビらなくなります。
また、勉強する機会を与えてくださるクライアント様も多いです。文章でおかしい部分があれば指摘して教えてもらえます。ですので、Webライターの仕事をすればするほど、わかりやすい文章が書けるようになります。
私は去年までバイトをしていたのですが、仕事中に立ちくらみを起こして倒れてしまい、クビになりました。
次のバイトを探すとき、悩みました。ほとんどのバイトが立ち仕事で、私にはハードルが高かったのです。
そこでバイトの代わりにクラウドソーシングを始めたのですが、座って行う作業なので立ちくらみを起こす心配がありませんし、好きな時間に休めるようになり、気持ちが楽になりました。
ただし、好きな時間にだけ働いているので、バイトをしていた時よりも稼ぎが少なくなりましたけどね。
Webライターを始める前に知っておくべきこと
Webライターとして仕事を始める前に、留意したい点を紹介します。
①リソースの管理ができる人でないと難しい
②書きたいことだけ書けるわけじゃない
③報酬は額面通りに貰えるわけじゃない
④未成年は親の同意が必要
①リソースの管理ができる人でないと難しい
いくら自由に働けるといっても、仕事には締切がありますので、それまでには納品しなければなりません。
今の自分ならどれだけ仕事ができるか、見通す力が必要です。そして、誘惑に負けて動画を見たりゲームをしたりしない精神力も必要です。
②書きたいことだけ書けるわけじゃない
本職の、名の知れているライターではなく、フリーランサーに舞い込む仕事。それが一体どういうものなのか——想像するのは容易いでしょう。深くは書かないでおきます(笑)
少なくとも、理想の案件というのは少ないこと、稼ぎが必要ならそれなりの覚悟をしなければならないことは確かです。
③報酬は額面通りに貰えるわけじゃない
私の場合を紹介しましょう。
単価6000円の記事を納品したのですが、実際に口座に振り込まれたのは3500円前後でした。
これは決してクライアント様のミスではありません。報酬を受け取るまでに、さまざまな要素により減ってしまうのです。
(これは主に、源泉徴収、システム利用料、銀行振込手数料のためです。詳しくは別の記事にて書きますね。)
④未成年は親の同意が必要
盲点かもしれませんが──大学生といえど、19歳までは未成年として扱われます。よって親権者の同意がなければ、クラウドソーシングサイトは利用できません。
親に隠れてやるのはお勧めしません。なぜなら、これはバイトではなく、立派な「仕事」だからです。
未成年でもお金が欲しいのならば、ポイントサイトでちびちび貯めるか、バイトしましょう。バイトの方が何倍も稼げますよ。
Webライターをやる上での疑問
ここからは、皆さんがお持ちかもしれない疑問や不安にお答えしていこうかと思います。
もしこちらに適切な答えがなければ、InstagramのDMで質問してくださればお答えします。
Q:どのサイトを使えばいいの?
A:まあ、なんでもいいと思います。
私はクラウドワークスを利用していますが、それ以外は見たことがないので分かりません。噂によると、クラウドワークスは案件数が多いようです。報酬は低いものが多いようですが……。
クラウドソーシングサイトで大手のものを挙げると、「ランサーズ」か「クラウドワークス」になるでしょう。
他にもさまざまなサイトがありますから、使い勝手がいいサイトを選ぶといいと思います。
Q:全く実績ないけど大丈夫?
A:大丈夫です。
そもそも99%のフリーランサーが、未経験から熟練者に上り詰めているわけです。何も恐れることはありません。
私も未経験でしたが、全く問題なく仕事を受けることができました。大丈夫です。
心配な方は、「未経験OK」と書かれているような仕事を選ぶといいでしょう。また、「テストライティングあり」の仕事だと、実力を示すことができてGOODです。
Q:どんなジャンルの記事が多いの?
A:ビジネス、美容、アニメ。
ビジネスは大学生には厳しいかもしれませんが、化粧品やダイエットなどの美容系、ストーリーのまとめなどのアニメ・漫画系はイケるかもしれませんね。
他にもグルメ系や恋愛系もよく見かけますね。
専門性の高い記事ほど案件は少ないですが、報酬もその分上がるので、「このジャンルはイケる!」という「強み」を持っておくといいと思います。
Q:SEOって何?
A:検索エンジンの上位に引っかかるやつ。
たまに「SEO記事」という案件を目にすると思います。
あれは簡単に言うと「検索エンジンの上位に引っ掛かる記事」ということです。
まあ……ご自身で勉強していただくか、どこかの案件で勉強するといいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
最近流行りのクラウドソーシング、Webライターですが、意外と始めることは簡単です。
ただ、稼ぐことができるかは別問題です。それに関しては、あなたの手腕と、環境による部分が高いでしょう。
しかし、自分で自分を管理し、その成果が数字としてフィードバックされるのは嬉しいことです。
大学生の皆さんで、ライティングスキルに自信がある方は、一度でいいので挑戦してみてはいかがでしょうか?