親知らずを全身麻酔で抜歯した話その2
「手術する際に部分麻酔か、全身麻酔でやる方法がありますけど、どっちにします?僕はどっちでもいいんですけど、部分麻酔を選んだ方は大体後悔してますね(笑)」
来院してまたもや沢山データを取り、ようやく始まった診断の開始3分で担当の先生が恐ろしい事を言い出しました。どうも先生の話を要約すると、私の親知らずの埋没具合は教科書に載るような難易度が最高のケースみたいです。
あれです、ゲームでよくあるベリーハードモードか、その上のインセインとか、Dante must Dieモードとか言われているやつ。
おまけにのう胞という海苔のようなものが親知らずの周りに発生していて、これは十中八九問題ないだろうが悪性腫瘍・所謂ガンの可能性も排除できない。のう胞と親知らず、これら2つを麻酔をした後に顎の骨を切開し、のう胞→親知らずの順番で抜いちゃおうというのがプランらしいです。
先生は私への説明中、この手術部位の事を8番8番と言ってました。どうも歯の位置を番号で指定しているらしいです。(私は最初何のことかわからなかったので8番らーめんの事かなと思っていました。8番らーめん、美味しいよね)
私はこの時点でかなりビビッていたので即座に「全身麻酔でお願いしますッッッ!!」と答えました。先生は「はーい、わかりました。全身麻酔だと前日と手術当日、経過観察で合計3日入院が必要ですね~。で、今コロナが流行ってるでしょ?それで前に手術する予定の人がつっかえてまして・・・」と言いかけ最後に、
「今9月ですけど、一番早くて入院は12月ですね。いつがいいですか?」と予定を聞いてきました。
内心、私はそんなに間が開いて大丈夫なのか不安でしたが、後日職場と調整して希望日を伝えました。そして師走のクソ忙しい12月に入院する事になるのです。
その3へ続く。
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