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第7回 近畿LiD/APD当事者会主催講演会に参加してきました。(後編)
2025年1月12日に開催された
「第7回 近畿LiD/APD当事者会主催講演会」のレポートです。
当事者の方の講演がメインだった前半に引き続き、
後半は、医誠会 国際総合病院の阪本浩一先生の講義でした。
阪本先生の著書は、この会に先立って読んでいたので、
とても興味深く聴くことができました。
新しい研究の世界
LiD/APDというのは、医学の研究の世界でもかなり新しい分野です。2024年には直近の研究の成果をまとめたPDF資料が公開されましたが、その研究が始まる2020年より前は、診断基準も無かったそうです。
詳細は省きますが、LiD/APDはいま医学分野での研究が進められている分野であることに驚きました。今回、最前線で研究をしている方の話が聞けたのはありがたいことですね。
聴覚過敏とLiD/APD
この講義を聞くまでは、私は混同して認識してしまったのですが、それぞれ定義があり、別の意味を持っています。詳細は私が説明するより、調べてもらった方が良いでしょう。
ただ、いずれにしても「グラデーション」がある世界なのだと思います。医学的な観点での境界はあっても、困りごとの大小がそれと連動するとは限らないと思います。
症状が重い方もいらっしゃれば、そこまで重い症状でない方もいる。そして、その中間の方もいらっしゃる。
特に症状が無い方も、重い症状に苦しんていらっしゃる方も、
同じコンテンツや楽しみを共有できる世界ができればいいなと思っています。
「第7回 近畿LiD/APD当事者会主催講演会」レポート (完)