『WORKSHOP DESIGN ACADEMIA』活動レポート(2019.05)
最新のワークショップデザイン論が体系的に学べるファシリテーターのための探求と鍛錬のコミュニティ『WORKSHOP DESIGN ACADEMIA(WDA)』では、様々なイベントに加えて、毎週配信される動画コンテンツやメルマガ、また会員専用のオンライングループ内で交流を通じて、ワークショップデザインや周辺領域に対する学びを日々深めています。
活動レポートでは、WDAがどのような活動をしてきたのか、月ごとに振り返っていきます。
5月のイベント開催報告
2019年5月、WDAでは主に以下のイベントが開催されました。
●5/6(祝・月)
公開講座「ワークショップデザイン・ファシリテーション入門講座【ベーシック】」
●5/11(土)
公開研究会「イノベーションに「遊び心」は必要か?-創造の手法と人材のあり方を問い直す」
ゲスト:丸山紗季さん・平野友規さん
参加された方の感想
「5時間があっという間に過ぎ去り、ディスカッションでは、もっとお話を聞いていたいとの思いが強かった。「衝動」というキーワードはとても重要であり、社会人として長くなるに従い失っていくものかなとも感じました。(せひ取り戻していきたい) また多様性の中で自分の会社に合った遊びを見つけていくという言葉が心に深く刺さりました。(中略)会社の文化に合わせた遊びを見つけていく必要があると理解でき、これからの探求テーマにしたいと思います。」
「ワークショップの実践を交えた講義で、5時間ずっとワクワクし続けておりました!もともと、仕事に遊びがなさすぎると感じていたので、遊びとはそもそも何なのかを、仮説立てて紐解いていく、もやもやしながらみんなで考えていく講義の姿勢が大変おもしろかったです。日本人は見立てる力がある、というところが目から鱗で、非常に共感しました。(中略)PLAYFOOLのワークショップは物を見立てることに集中し、個人でも集団でも後付けの意味がどんどん出てくるのを感じられました。日本人に向いているプロセスを、自然に体感させていただきました。」
●5/18(日)
公開講座「ワークショップデザイン集中講座【アドバンス】」
参加された方の感想
「受講者や安斎さん、和泉さんからフィードバックをいただける時間が多く、気づきにあふれたイベントでした。事例紹介も豊富で、実務との接続を意識しやすかったです。(中略)具体的に良かった点は最後のリデザインの時間で、一日の学びを活かしてブラッシュアップする時間をその日のうちにもち、さらにリデザインした内容にもフィードバックをもらえるのはとても贅沢だと感じました。今回のイベントを(予習も含めて)通じて、1人で考えるときには左脳的に、人と話しながら考えるときには右脳的に作り上げようとしている自分に気づきました。意識することで、目的に応じてやり方を変えることができそうです。」
「今週火曜日に、さっそく今回の学びを活かし、社内でWS(参加者10人、1.5h)を行い、なんとか無事に乗り切ることができました。講座に参加した段階では、ほぼ白紙だったので、本気で助かりました….!あと数回社内でWSをする予定なので、残りも今回の学びをがっつり活かしたいと思います。 ありがとうございました!(一部抜粋)」
●5/22(水)
公開研究会「意味のデザインを科学する 意味のデザインの事例を探る」
参加された方の感想
「意味のデザインの事例を聞いていて、最初から意図的に意味をつくったものと世に出してから意味ができていった(変わっていった)ものという2パターンあるのがおもしろいと思いました。最後の小田さんの話で『込めた意味』と「生じた意味」という言葉でまとめられていたので理解が深まりました。」
「“意味のイノベーション”という言葉について、感覚的・経験的に把握していたものが解きほぐされ整理された気がしました。言語論や記号論の観点から考えることができるというのも大きな学びでした。」
「WORKSHOP DESIGN ACADEMIA」オンライングループの近況
有料オンラインコミュニティ「WORKSHOP DESIGN ACADEMIA」メンバー専用のFacebookグループの様子をちらっとお見せします!
5月配信された動画コンテンツのご紹介
最後に先月配信された動画コンテンツ(WDAメンバー限定)をご紹介します。
▼5/25配信|商品開発のためのワークショップデザイン論
▼5/18配信|講義法
▼5/11配信|『経験と教育』
▼5/4配信|組織開発の探求
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
▼『WORKSHOP DESIGN ACADEMIA』の詳細・お申し込みはこちら。http://mimicrydesign.co.jp/wda/
過去の活動レポートはこちら。