妊娠中 この強烈なかゆみは一体なに?
こんにちは^^
ひなみ.です!
栄養学って
知れば知るほどおもしろく
人間にとって毎日食べるものは
本当に大切で尊いですね
あなたは毎日何に意識して食べ物を
口にしていますか?
ーお腹いっぱいになれば何でもいい
ーパンが大好きだから毎朝トースト派
ー朝は食欲ないし食べない派
ー作るの大変だからお惣菜買っちゃう派
ー家族には手作りしたものを食べてもらいたいから
毎日献立と料理がんばってる派
今回
妊娠中に私の身体に起こった「強烈なかゆみ」
騒動を書いてみました
医者も "?ハテナ?" の原因不明のこのかゆみ
今から思えば
実はこれには「栄養」が関係していた
と思わざるを得ません
当時の自覚症状、食の細さ、体調面から
今考えても少なくとも栄養がかなり欠損していた
ということは間違いなく言えます
なぜかなのか?
どういうことなのか?
どうしたらいいのか?
についても書いています!
・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。
§妊娠発覚~6ヶ月目
結婚して幸いなことに子供を
授かることができました
しかし
私のマタニティライフは
お花畑にいるような
決して嬉しい楽しい毎日では
ありませんでした・・・
どちらかと言うと
大げさですが
長くある意味戦いのようなものでした
「つわり?全然なかったよー」
「めちゃ動き回ってたよー」
という経験者が羨ましくて羨ましくて
もっと辛いつわりだった方も当然いる
入院するほどでもないし
人並だったと思います
でもいつになったらこの食べづわり
気持ち悪さがなくなるのか
神様どうか教えてと半泣きで
過ごす2ヶ月終わりから5ヶ月ごろ
ホルモンバランスの乱れのせいか
ささいなことで嫌になり
黙って荷物まとめて実家に
帰りたくなりましたね
情緒不安定ですね…笑
そんなつわりも6ヶ月目ごろには
だいぶ楽になって治まってきました
§7ヶ月目
なんだか首がかゆい・・・
搔きこわして傷になってしまった
冬だったので腹巻をして
骨盤ベルトをしていると
服が触れる部分が赤く妙にかゆい・・・
§8ヶ月目
かゆみが全く治まる気配がなく
むしろ酷くなる一方
どうしようもなくとにかく
24時間ずっとかゆい
腹、胸、腕、手足、背中にも
赤い蕁麻疹のような
湿疹のようなものができ
これはおかしいといくつも
皮膚科を回りました
偏見で大変申し訳ないですが
田舎の個人病院だったからなのか
本当になす術がなかったのか
わかりませんが
「こんなの見たことがない」
「写真を撮らせてほしい」
「妊娠のせいだと思うけどねぇ」
「出産すれば治る」
としか言われませんでした
首から下に広がり続ける赤いアザが
自分でもどうしたことかと
何が起こっているのかと
恐怖を通り越して
なぜかわからないけどこれは
残しておかなくてはと思い
2週間おきにその状態を
一眼レフで撮り記録し始めました
(その時の写真はヒドイものなので
お見せするのはやめておきます)
内服はできないので
ステロイドを塗るしかないと
お医者さんからもらった
強いステロイド軟膏を毎日朝晩塗り
届かない背中は旦那に塗ってもらい
「ひどいねぇ」
としか言われない泣
ある夜酔っぱらった旦那が
「あ、塗ればいいのね?
はい、これでいい?」
と適当に塗るので頭にきて
泣きながら責めたこともありました
かゆみを少しでも和らげるために
幹部を氷で冷やし紛らわしたり
ただでさえ妊婦は体を冷やしては
いけないのにその時季節は真冬
田舎の冬はおかしいくらいに寒いのです
ヨモギローションがいいとか何とか
聞けば探しに行ったりもしました
寝ても覚めてもとにかくかゆい
塗ってアザが消えてはまた新たに
できて広がるのを繰り返し
血が出るまで掻き壊し傷になり
今でもその傷跡を見ると思い出します・・・
§産めば治る産めば治る…
呪文のように唱え
あと1ヶ月…
早く一日でも早く
我々の世界に出てきて!
と心から願い
見るにも耐えない
我が子がいる赤いお腹をさする日々
この耐え難いかゆみ
もう勘弁してくれと
お風呂で泣きながら
我が子に
「もう出てきていいよ
いつでも出てきていいからね
ママを早く解放してね」
とお願いしました
すると
確かその日の夜中だったような
前駆陣痛が始まり
体中傷だらけの私におそらく
産婦人科の先生も助産師さんも
”この人何があったんだ”と
驚いたでしょう
約22時間後
やっとやっと
無事に出てきてくれました!
私の願いを叶えてくれて
ありがとう、我が子!
待ちに待ってました!
私を悩ませ続けたマタニティライフも
これで終わりだー(嬉泣)
なんとも言えない安堵感と達成感
これでこのどうしようもない
かゆみからやっと解放される!!
予定よりも13日早く低体重児で
産まれてきてくれた小さな我が子を
痛々しくかさぶたの残る胸に
抱いたのでした
§あれ?産んだら治まるはずでは?
ようやく私を悩ませたかゆみが
終わろうとしている嬉しさと
期待と疲れと安堵感と達成感に
包まれながら病室のベッドへ
そうはいっても
すぐには炎症も症状も消えないし
今まで通りかゆいものはかゆいので
1週間の入院中もステロイドを
塗り続けました
お医者さんからは
「塗っても大丈夫
授乳する時はふき取って
赤ちゃんの口に入らないように
すれば塗ってもいい」
と言われ
でも…
もしも少量でも口に入ってしまったら…
と考えるとそれでまた心配になって
でもかゆいし。。。
考えましたがとりあえず
気を付けながら塗りました
そしてここで
新たな問題が1つ勃発
初めてだったので気づかなかったのですが
そもそも枕やベッド環境が
変わると眠れない私なのに
4人部屋を予約していました
ほかのママさんが2人同室
疲れ果てていた私には
やはり個室にするべきだったと後悔
我が子の授乳が終わって
さぁ眠ろうとしたら
となりのベビーが泣く
昼寝をしたいのに面会の
来客で騒がしくなって
眠れない休めない
自分も昼夜関係なく
ガサゴソ音を出しているから
お互い様だけど
一向に引かないかゆみに耐えながら
夜一人で薬を塗っていると
「なんでまだ治らないんだ」
「どうして私がこんなつらい思いを
しなくてはいけないんだ」
「私が何か悪いことしましたか」
などという思いに駆られ
またも情緒不安定になり
悲しみと怒りで
メソメソシクシク泣きました
同室のママに聞こえないように
旦那にも弱音をもらすのだけれど
彼もどうすることもできない
私が入院した病院は
基本は母子同室でしたが
疲れてしまったら預かりOKという
逃げ道があったので
預かってもらえるようお願いをして
とにかく少しでも体を休めたかった
預けて二日目くらいに
看護師さんから
「もうそろそろ赤ちゃんお部屋に
戻りましょうか」
まじめな私は
「あともう一日だけお願いします!」
なんて言えず、、
そう言われたらそうしなくちゃと
ママ数日だけど甘えていられない
産まれたてのこの顔・体は二度と
見れないんだから
この瞬間はもう戻ってこない
今しかないんだと思い
まだ預けたい気持ちを抑えて
我が子を引き取りに行ったのでした
ちょっと余談です
話それますが、、
あの強烈なかゆみの病名は
今でもわかりませんが
調べてみると
「妊娠性掻痒性じんま疹様丘疹(PUPPP)」
これに一番近いかと思われます
300人に1人の確率との情報も
同じ症状が出た方
辛さ痛いほどわかります・・・
今は妊婦さんが飲めるお薬も
多様にあると思いますので
すぐ病院で相談してくださいね!
§慢性的なストレス状態
今思い返してみると
この時私がどんな食生活を送っていたか
妊娠前から妊娠中に摂るべき
気をつけるべき栄養は意識して
摂っていましたし
食が細いなりに、肉、魚、野菜
豆類、海藻類 etc
気をつけて食べていました
しかし
まったく足りていなかったんですよね
なぜなら・・・
「ストレス」です
これが悪さをしていたからです
ストレスが続くとより多くの身体の
栄養素を奪い取ってしまいます
タンパク質、ビタミンB群、ビタミンC、鉄・・・
ー初めての妊娠
ー突然の原因不明のかゆみ(24時間)
ーステロイドを塗り続ける煩わしさ
ーアザだらけの自分を見て落胆
ー眠れない休めない産後の相部屋
ー治まらない痒み
ー誰もこの苦しみをわかってくれない心細さ
などなど
すべて「ストレス」ですね
この状態では普通の食事をとっている
だけでは改善しないのです
そして
当時の私が同時に必要だったのは
「リラックスしてゆっくり身体を労わること」
おそらくこの時
副腎疲労を起こしていた可能性大です
つわりがひどい、お腹が重い
腰が痛いなどは妊娠中はどうしても
避けられないですが
ストレスがあってはどんなにいい栄養を
身体に入れても消費が激しくて
全身に行き渡らないのです
ではどうしたらいいか?
人生の中でこれからやってくる
変わり目、節目に耐えられる身体を
今のうちから整えて準備しておく!
ということです
何かあってからでも
もちろん遅くはありません
人は追い込まれないと
行動しない生き物ですから ←過去の私(^^;)
気づいた時が始め時ですからね!
§「知らない」って本当に恐ろしい・・・
もし妊娠前、いやもっともっと前から
食べる物って大事だよ、と知っていれば、、、
ストレスって本当に身体にダメージが
あるんだよ、と知っていれば、、
こんなにつらい思いをしなくて済んだのに
という思いに駆られて仕方ありません…
ですが今は
そのおかげで
正しい知識を得てHappyな身体を
以前よりも増して健康でしなやかな自分を
手に入れることができました^^
その私の経験と知識のおすそ分けを
読んでくれた方に少しでも
できたら嬉しいなと思っています!