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「無理」という言葉を使うのはやめよう

 何かに挑戦しようと考えているときに,「そんなの,無理だって」と言う人がいます。また,自分から「どうせ無理だから」と言う人もいます。私は,何も行動していないのに「無理」という言葉を連発する人がとても苦手です。笑

 特に,最近よく耳にするのですが,「英語の授業を英語でするのは無理だよね」という英語科教員からの一切の努力が見られない発言には,とてもイライラしています。生徒たちに「英語で話そう」「頑張ればできる」と声掛けをしているにも関わらず,教員はいとも簡単に「無理」を連発するのです。

 もちろん,自分の英語力に自信がなかったり,生徒たちが授業内容を理解できなかったらどうしようという不安は理解できます。しかし,使わないことには使えるようにはなりません。それは英語だけではなく,自転車やギター,スマートフォンにおいても同じです。何事にも初めてはあります。その初めてを敬遠していては,ずっとできるようにはなりません。

 ちなみに,「英語の授業は英語で行う」というのは,何も教員にだけ課せられたものではありません。生徒たちも英語を使うことで,英語に慣れていくのです。つまり,教員が英語を使うことから避けていては,絶対に生徒の英語力は伸びることがありません。そして,生徒たちが英語を使うにあたって,やはり少しでも良質なインプットが必要だと考えられます。だから,教員が正しい発音で,正しい文法を使用した英語を使ってモデルになるのです。

 今日思ったことをドドドドッと書きましたが,生徒たちの英語力を伸ばしたいのであれば,生徒たちが頑張る機会を授業内で作り出さなければなりません。そして,生徒たちが頑張っているのに,教員が頑張らないなんて,許されるはずがありません。

 最初の記事にも書きましたが,英語を習得するには(近道なんてものはありません),「英語を使う」ことです。これしかありません。

 私も含めて,生徒たちに英語力が付いているのかどうか,常に不安が付き纏いますが,一緒に英語を使い,共に成長していける環境を作っていくことが大切なのではないでしょうか。

 感情的な部分はすみません。本日も,お付き合いいただきありがとうございました。

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