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踊りはじめて3か月。コンテンポラリーダンス。

毎週火曜日、コンテンポラリーダンスのレッスンに通っている。そのクラスはオープンクラスで毎週通っている人もいれば、時々来る人もいる。決まっていつもはじめましての人が来る。

毎回特定のメンバーでやるわけじゃないから、いつも空気感が違う。だからいつも新しい気持ちになる。

今日ひさしぶりに銭湯に行った。湯船に入っていると、ほかの人が入ってくる。そうするとお湯がたぷたぷして身体が大きく揺らされた。

コンテのクラスで感じていることに似ていると感じた。人が空気を揺らす。まったく新しい気持ちになる。その風通しが気持ちいいし、ほどよい緊張感を生む。



日記のメモ

昨日はペアになって、ひとりが手を差し出して、その手にもう片方の人が顔で付いていくというのをやった。自分がやっているときは夢中になっていてわからなかったけど、ほかのペアをはたから見ていると踊りには見えなくて、なんだか魔法みたいに相手を操っているみたいだった。

ペアの後は、7人みんなで一人ずつ手をかざす人を変えて動いた。手をかざす人が変わると主導権が移って、空気感がガラッと変わった。

新しい動き方を知ると、空間や対象物に目線を向けて、そこを意識して動くだけでまた異なる動き方ができるなぁと感じた。意識を変えるだけど動き方が変わるのがおもしろい。

レッスンの内容をもとにして、最後にかんたんな振り付けを先生がして、踊った。正直、振り付けはあんまり覚えられないからいつも嫌だなぁと感じる。(ダンサーの子たちは不思議なくらい身体ですぐに覚えられる。)でも、昨日の振り付けは初めて身体に馴染んだ感覚がして気持ちよく動けた。

新しい感覚。

レッスンの後、いつもみんなで話す。20歳のダンサーの子はベルリンに8月から住むと言っていた。私も早くベルリンに行けるようにがんばろうと思えた。

レッスンは、楽しい要素がもちろんあるけど、それだけじゃなくて、できない怖さや恐れの感情がいつもあって、行きたくないなぁと思ってしまうこともある。だけど、やっぱりいつも何か新しいものに出会えて、何かが生まれる。毎回みんな選択して来ているから、みんな自分自身に集中している感じがしてそれが清々しく、気持ちいい。

いろんな人と踊る以前の「動き」を共有できるのが楽しい。レッスンのあと2~3日は脳裏に焼き付いた映像が残っている。あの人の目。あの人の動き。

身体も意識もすこしずつ変わっていく。

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