2010年頃のなんでも実況Vについて振り返る その3
前回(その2)で、”なんでも実況V”でGoogle検索するとその1の記事が一番上に出るという話をしたのですが、今(2023年12月)は本家(5ch)が一番上になっています。健全だ。
その2を書いた約1ヶ月後に、5chからTalkへの強制移動騒動があったんですよね。
きっとそれで久しぶりになん実Vを覗いてみた人も多いのではないでしょうか。私もです。
その3では、いやーなん実Vってこうだったよねーみたいな昔話。
2007年頃、Ustream(ユースト)やニコニコ生放送という自分のパソコンをサーバーにしなくてもすむ、配信が簡単にできるようになるようなライブストリーミングサービスが始まりました。
ご存じの通り、なん実Vはこれらのサービスのように、動画配信を提供するものではなく、配信に対する実況を書き込む場所・掲示板です。
なので、なん実Vで配信したいとき、Ustreamやニコ生の配信URLを貼り、その配信に対して実況してもらうことも可能です。
が。
なん実Vでは、これらのサービスのURLを貼って配信しようとしたならば、めちゃくそに叩かれてました。
むかし2chのニュー速VIPという板から、ピアキャスやWMEを使った配信・実況によるスレッド消費を分散するために、実況系の人々が移住した先の板がなん実Vでした。
そんな経緯もあり、なん実Vという場所では、ピアキャスやWMEを使った配信以外の配信手段は、許されざるものだったのかもしれないです。
ちなみに、過去に一部のニコニコ利用者のことをニコ厨とか呼ぶ人がいた時期の前からそんな感じだったので、こういうサービス自体に対する嫌悪感というよりは、なん実Vといえばこの配信方法!という住人のこだわりからくるものだったんじゃないのかなと私は思っております。
ちなみに、今はその縛りもないのでは?と思います。
というか、それアウトにしたらなん実V存続できないかもしれない……?