私が通販をしている上で大事にしていること。

私は接客業をしていました。

と言っても、そんなに接客が上手なわけでも、得意なわけでもありませんでした。
一日接客をして、一個も売れない時もありました。
そんな私がこんなことも語るのもおこがましいのですが、接客業をしているからこそ大事にしていることがあります。

まず、お客様とやりとりをするメッセージ。

メッセージでのやり取り

minneにはメッセージ機能と言うものがあります。
私はこのメッセージ機能を使用して、ご購入下さったお客様と必ずやり取りをします。
「やり取り」と言うか、私が一方的にメッセージを送信します。

それはまず、
・お客様に商品をご購入いただいた時。
・商品を発送した後。

この2回は必ずメッセージを送ります。
それはなぜか？

まず、ご購入いただいた時にメッセージを送る理由としては、
・お客様に「ちゃんと購入していただいたこと、気付いていますよ」という私からの合図。
・お客様が誤って購入していないか、言わば「確認」のためのメッセージ。
・不明な点、不安な点がないかの確認。あれば、何でも言ってくださいと促すためのメッセージ。

以上を理由として送ります。

そして発送後に送る理由としては、
・お客様に「商品お送りしました」という合図を送るため。
・お客様が「自分が何を購入したのか」と改めて確認していただくきっかけ作りとして。
・ご購入いただいたことの「お礼」のメッセージとして。

どの理由も至極当たり前で単純で、「え？そんなことのため？」と思うかもしれません。
でも、これってすごく大切なことだと私は思います。

普段私たちがお買い物に行って、スーパーでも、コンビニでも、お洋服屋さんでもどこででも、私たちは必ずと言っていいほど今私が述べた「確認」を無意識に行っています。

それは「販売員さんの言葉」でだったり、「レジに表示される言葉」だったり、商品と一緒に受け取った「レシート」だったり。
それらの行為に全て私がしていることが含まれているんです。

でも、通販ではその術がない。
いえ、あるはずなんですが、「私」が行う行為としては無いに等しいです。

そのため、私はこのメッセージを必ずするようにしています。

次に必ずしていることは、レビューの返信です。

レビュー返信

作家さんによっては忙しい為レビューの返信をしていない方もいらっしゃるかと思います。
でも、私にとってお客様のレビューに返信することはとても大切なツールです。

まず、レビューをして下さったことがとても尊いと思います。
レビューを記入して下さる率としては、ご購入してくださった方が5人いたら、そのうちの一人くらい。
その貴重な一人の方がしてくださったレビューに、返信しないで無視する行為、私にはできません。

そして、「レビューをする」という行為。
正直私自身、minneに限らず、例えば楽天やAmazonで商品を購入して、その後ショップからレビュー記入の催促のメールが来たとしても、レビューをするのは1年に2回あるかないか。
まずレビューをするまでの行為が手間なんです。
その手間をお客様がして下さっている。
もうそれだけで感謝しかありません。

そして、自分がレビューをする瞬間と言えば、「自分のこの感動を伝えたい！」と強く思ったとき。

その感情をお客様が持って下さったこと。
これもまた、感謝しかない！

通販とは

対面での販売ではなく、通販で「お客様の顔が見えない」からこそ大事にしなければいけない事。

それは、別に必ずメッセージやレビューの返信をするということでもないのですが、何よりもまず、「お顔が見えないからこそ丁寧な対応を心掛ける」と言うことです。

接客業をしていた時、私はお客様からの電話を受け取った時、より「丁寧」さを心掛けていました。
それは電話では「お客様のお顔は直接見えない」からです。
それはもちろん「お客様からも私の顔は見えない」ことと同じ。
なので電話対応するときは、普段より声のトーンを上げて聞き取りやすいようにしたり、ニュアンスを柔らかくしたり、表情は見えなくても、顔をしっかり変えて気持ち伝えるようにしたり。
とにかく対面より「丁寧に！」でした。

それは通販でも同じことが言えると思います。

お客様は「どんな人から商品を購入したのかわからない」です。
だからこそ、少しでも不安をなくしていただくため、そのための手段としてセージを送信。
そして、いただいたレビューにはお客様へお手紙を書く気持ちで返信。

正直レビュー返信に関しては、うれしいという気持ちが勝って返信をすることが多いのですが(*´∀`)♪

短くまとめる予定でしたが、少し長くなってしまいました。
それでも、私が通販を生業とするうえで大事にしていることが、少しはお伝え出来たでしょうか。
「こんな人がmimiaccのアクセサリーを作っているんだ」
と、私が作るアクセサリーをご存知の方も、そうでない方にも、少しでもわかっていただけると嬉しいです。

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