流れに流れて今がある(3)
久しぶりの更新になってしまいましたが、前回のつづきを。
ちなみに前回までのお話はこちらから
さて、体調を崩して仕事を辞めた私は、その後およそ1年ほど療養のために働きませんでした。
体調も戻ってきて、そろそろ働こうかなと思ったとき、近くにパーツ屋さんがオープンしたことを知りました。
そのパーツ屋さんは都内を中心に展開をする大きなパーツ屋さんで、私が学生の時にも買いに行ったことのある、とても馴染みのあるお店でした。
パーツの知識はないけれど、少なからずアクセサリーを勉強し、それに携わった仕事をしていたことや、何より「パーツ」という私にとっては新しいジャンルに魅力を感じ、働くことになりました。
パーツ屋さんで働く
当時わたしは直感で「今っぽい」とか「キテル!」と思いました。
学生の時にも訪れた事のあるパーツ屋さんでしたが、当時の「玄人っぽさ」はなく、「一般向け」「初心者向け」な雰囲気に様変わりしていて、これからどんどん流行るんじゃないかと思いました。
この時が大体10年以上前のことなので、この直感は当たっていたと思います。
次に直感が働いたのは、ネットのハンドメイドマーケットで販売をするお客様が増えてきていると感じた時でした。
「きっとこういうお客様が増えるだろうな」
と感じたの束の間、本当にあっという間にハンドメイドマーケットが流行していきました。
パーツを使って手軽にアクセサリーが作れること。
この手軽さが私にはとても魅力的で、職務の中で商品管理があったのですが、「このパーツがどうしたら売れるようになるのか」を考えるのも楽しかったです。
これとあれを組み合わせたらどうか。とか
こうやって見せたらお客様に目に留めて貰えるんじゃないか。
そんなことを考えながらサンプルを作ったりする時間や、スタッフ同士話している時間が、とても楽しかったです。
その後、役職に就くまで働くのですが、私はしみじみ「縁の下の力持ち」的な役割が好きなのだな、と思いました。
店長のもとで働きながら、店長が動きやすいようにすること。
スタッフが働きやすい環境をつくること。
お客様が作りたいアクセサリーが作れるようにご案内すること。
この小さなパーツを沢山のお客様に目に留めてもらうこと。
業務が多くてとても大変でしたが、そういった「誰かを支えている」という感覚が自分にはぴったりでした。
そしてそれは、今minneで販売しているウェディングアクセサリーにも通じていると思います。
minneに登録してハンドメイドアクセサリーの販売をはじめる
結婚をしてしばらくして仕事を辞めたのですが、やってみたかったハンドメイドアクセサリーの販売をminneではじめた頃、「何を作るか」で随分と迷いました。
とりあえず1年間は作りたいものを色々作ってみて、そのうち自分の作りたいものが定まってくるだろう思い、少しずつ作ってはminneのギャラリーへUPすることを繰り返していきました。
そして、自分の結婚式の時に自作でウェディングアクセサリーを作ったことから、ウェディングアクセサリーの販売をminneで始めました。
その後、そのウェディングアクセサリーを購入していただいたく機会があり、ご購入のお客様からはじめてレビューをいただいた時、
自分のアクセサリーが誰かの特別な日を彩っているということにとても感動し、感慨深くもあり、やりがいも感じ、この時もまた「コレだ!」と私は思いました。
自分が作るアクセサリーが誰かの大切な一日に繋がっているということ。これがすごく今の私には大きなことで、それもこれも、
宝飾の専門学校に入学したことでジュエリーに興味を持ったこと。
その後、アクセサリーのお店で販売員といて働いたこと。
アクセサリーメーカーに事務として働いたこと。
そして、パーツ屋さんで働いたこと。
全部がちょっとずつ繋がっていって、今の私があるんだなと思います。今のmimiaccがあるんだな。と思います。
「アクセサリーを作って販売する」という今が、この先どんな形になっていくかはわからないのですが、きっとこれも次に繋がっていくんだろうな。と感じています。
私が今回書きたかった内容は以上♪
長々と!読んで頂き、ありがとうございました。
そんな私が作るアクセサリーはこちら
minneで販売中です♪