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東京優駿2024
今春はロックオン競馬
今春の3歳GIは全て2番人気馬が制している事は競馬ファンなら誰もが気付いているだろう。レースの核となる実力馬が一つ先をあまり見据えずそのGIでメイチ勝負というケースが多く、それを近くでマークしている双璧の実力馬にビッグチャンスがやってくる。この思考はダービーでも大切にしなければいけない。
勝ち馬とロックオン対象馬
【桜花賞】
ステレンボッシュ⇒アスコリピチェーノ
【皐月賞】
ジャスティンミラノ⇒ジャンタルマンタル
【NHKマイル】
ジャンタルマンタル⇒アスコリピチェーノ
【オークス】
チェルヴィニア⇒ステレンボッシュ
いよいよダービー。ジャスティンミラノは差せるものなら差してみろの競馬であろう。ここまで横の鋭い脚を使う競馬をしていない。典型的な縦の脚で勝負するタイプだ。可能性はかなり低いがジャスティンミラノが逃げる線もゼロではないとみている(エポカドーロで逃げたし)。武豊がドスロー逃げを打ちルメールの捲りが飛んでくる競馬になんてなろうものなら最悪だ。そこまではアレとしても差せるものなら差してみろの競馬という事をまずは頭に入れておきたい。揉まれるリスクを回避して90~95%のパフォーマンスで攻めてきた場合にどうなのか。である。この馬はまだ火の出るような叩き合いをした経験はない。マークして躊躇なく飛びつける実力馬が居れば、ダービーでも今春トレンドのロックオン競馬アゲインである。枠的に可能性のありそうな先行馬は4頭。
⑨ダノンエアズロック
⑪シュガークン
⑫シックスペンス
⑬シンエンペラー
この中で⑪⑫は資格を失いそうだ。⑪の勝ち筋は鞍上含めてやはり前でペースを握り翻弄する形。⑫はテン乗りでレース経験は中山1800m以下のみ。一瞬でギアが入る脚を持つ。叩き合いより最後の最後に差す形を狙いたい。残るは⑨⑬となるが、⑨は今回最大の罠とみている。弥生賞のコスモキュランダを追いかける事が出来ない馬がジャスティンミラノのカマシについていけようか。プリンシパルSの競馬がダービーへの加点になるとは考えにくい。
有資格者は⑬坂井瑠星のシンエンペラーのみ。
東京1800mで鮮烈なデビューを飾り、京都2歳Sでダービーの切符を確保した。この結果、共同通信杯でテストをする必要がなくなり、ホープフル→弥生賞→皐月賞という道のりを歩むこととなる。この馬の適性に関してはぶらじさんと同じ見解である。リンクを貼らせていただく。
その中山3戦、個人的にはもっと苦戦すると見ていた。早め飛び出してレガレイラに差されたホープフル、捲られてからコスモキュランダを追い上げた弥生賞、そして皐月賞ではジャスティンミラノをマークする形の予行演習をこなす事が出来た。ダービーへ向け十分なデータを取れたと言っていい。しかも順に0.1,0.2,0.4の着差で2-2-5着。負けた分は最後の急坂分のみであろう。府中で逆転を託せる世代トップ級の実力馬である事を再認識した。正直3,4番人気に推されてもいいと思うのだが、現時点でアーバンシックやダノンエアズロックよりも下の単勝7番人気に甘んじている。ジャスティンミラノの近くを走れる最高の枠でこの伏兵扱い。躊躇なく飛びつくだろう。メイショウタバル不在でスローからジャスティンミラノ自身がギアアップする競馬になった事も追い風か。併せ馬の形でゴールまで駆け抜けてくるはずだ。
余談になりますが、東スポの田原成貴×安田隆行のダービースペシャル対談は素晴らしかったですね。初めて知るトウカイテイオーの裏話。何で今年実現させたのか。帝王、皇帝・・・そういう事ですよね、わかります。
予想印と馬券
◉13シンエンペラー
○15ジャスティンミラノ
▲02レガレイラ
△08アーバンシック
×06コスモキュランダ
◉○大本線で勝負目は13の頭から。
抑えは02,06,08の皐月賞上位勢。予想以上にシンエンペラーVSジャスティンが死闘になると後ろすぎず脚のある3頭が喰ってしまう展開まで。
単◉
馬単◉⇒〇
馬連◉→○▲△×
(抑え)3複5頭BOX
くらいから組み立てていきたい。