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就活で大事な、たった3つのこと

私が就職活動したのはもう6年前と、大分時間が経ってしまいましたが、就活をした時にまとめたノウハウが、未だに後輩や知り合いに渡したり話すとすごくためになると言われるので、その内容を書こうと思います。
コロナの影響で今後の就職活動も難しい局面が続くと思うので、少しでも力になれると嬉しいです。

就活で大切なことはこの3つ
自信、差異化、逆算
これだけ。これだけだけど気づけない人が多いので、説明していきたいと思います。

読みたいとこだけ読んでください!

就活のコツ 自信とは?

面接では自分に自信がある人が受かります。自信がある人は自分がぶつかった大きな壁に対し、自分のどの強みを用いて乗り越えたか、よく理解しています。自分の体験をしっかり分析し、自信の強みを理解することで自信が生まれます。また乗り越えた壁が大きければ大きいほど、それを理解し自信につなげることが出来ます。試験官はそれをわかっているため、自信がある人=成長幅が大きい人、だと理解し内定を出しているようです。だからといって自信過剰で面接に向かえばいいと言いたいのではなくて、まず自分に自信を持つために、しっかりと思い出すことをしてほしいと思います。どんなに自信がない人にも、良く思い出してみたら意外とこんな行動をしてたな、こういう強みがあるのかな、と考えていくうちに自信が出てきます。企業分析に必死になって記憶を探る作業=自分に自信を持つ作業をし忘れる人が多いので、自分の中で思い出せる限りの涙が出るほどくやしいと思った経験や、最高にうれしかった記憶を思い出してみましょう。あと自分は特につらいと思うことがなかったと思う人は、今からでも遅くないので、何かに挑戦してみる、もしくは今目の前にあることを一生懸命全力で取り組んでみましょう!全力で取り組まなければ、大きな壁にぶつかる(成長する)ことはないからです。いくらテクニックを磨いても就活はうまくいかないと思います。大切なのは中身!

差異化とは

いくら大きなことを成し遂げ自信がある人でも表現の仕方次第で内定は遠のきます。就活で理解しておかなければならないことは、就活は酷いほどに相対評価であるということ。いくら面接がうまくいっても、自分より少しだけうまく話せた人が受かり、自分が落ちることが容易にあります。100人しか受からない会社で、100番目と101番目の人に大きな差はあるのでしょうか。実際は少しだけ笑顔が良かったとか、本当に些細な違いです。しかし結果としては、内定、お祈りと大きな差が生まれます。私たちが出来ることは人と自分を差異化させることで、相対評価の中でなるたけ上位に残れるように面接官にアピールすることです。では何をすればいいのか。ここで大事なのは想像力です。例えば、面接官の気持ちになってみましょう。面接で話されることは4割部活動、3割バイト、2割学業、1割その他です。(就活本より) 面接官はあなたの前に40人の部活の話、30人のバイトの話を聞いてきました。ここであなたが「大学ではテニスサークルで部長を務め…」と始めた時点で、面接官的には、またか!!さっきのテニスの子の方がハキハキ感があってよかったなー、なんて思ってるわけです。50人が予想以上に似たような話をしている中で、自分を他の人より良くアピールするためにはよっぽど他の人とは違うことを話さなければ難しいでしょう。だからといって面接で根も葉もないことを言うのではなくて、少し人とは違うエッセンスを入れてみるといいと(私の個人的な意見ですが、)思います。例えば部活でチームが分裂しかけた時、話し合いを提案しました。そんな人100人はいます。そうではなくて、後輩と一緒に旅行に出かけて、温泉で背中を流しあいました(実際の先輩例)、とか、交換日誌を始めたとか、これは例ですが、こうしてたらもっとよかったかもくらいのことを入れて、自分の強みをアピールするといいと思います。面接官の目線で自分をどう差異化させてアピールするか考えてみましょう。

逆算とは

就活は早めに始めたからと言ってうまくいくわけではありませんが、早く始めるほど合格の確率を上げることが出来ると思います。ただやみくもに早く始めるのではなくて、部活や今取り組んでいることを本気でやりつつ、逆算して何をこなしていけばいいか焦らずしっかり自分の就活カレンダーをイメージしながら進めていきましょう。例えば4月に内定を第一志望から内定をもらうには、3月中には内定を他に1つは持っておいた方がいいでしょう。第一志望前に内定があるかないかでは、心の余裕が全く違います(自信の差も生まれ、合否も変わります)。3月に内定を取っておくためには1月後半から2月にはESをたくさん提出しなければなりません。その頃に落ちないESを作るためには12月後半から1月にかけてOB訪問などで落ちないESを磨く必要があります。その頃にOB訪問に集中するためにはSPIなどを12月前半くらいから手を付けておかなければならいないでしょう。またOB訪問をするということはその頃には第一志望の業界を決めておかなければなりません。そのためには夏からいろんな業界を見て見たり、インターンなどで本当に自分に合っている会社を見極めなければないわけです。とまあこんな感じで逆算していくと今自分が何をしなきゃいけないか見えてくると思います。もう12月だけどまだ第一志望決まってない!やばい!って焦らなくても、どうやったら自分の想定の流れに持っていけるか常にイメージしながら進めるといいと思います。またES提出においても、基本的にギリギリに出したものは全て落ちると考えてください。1番最初に届いたESは基本的に受かる、と人事の人に言われたことがあります。逆算して自分なりの就活スタイルをつかんでください!人の状況を聞いて焦って自信を失うことほどもったいないことはありません!!

今何をしたらいいのか、タイムライン (アドバイス)

今何をしたらいいのか分からない、、という迷子の方におよその流れを書いておきます。前の章で書いた通り、自分なりのスケジュールが第一優先なので、下記はあくまで参考です。また面接過程などのノウハウも書いておきます。


▼面接前;前半は内定をとる就活後半は第一志望に集中するのが理想

第一志望の5、6か月前; 
いろんな業界を見てみて自分なりに合いそうなところを見つける。興味のある業界にはインターンなどをしてイメージを知るのも有効。ただし自分なりに打ち込んでいることを最優先。就活のために頑張っていることを諦めるのはおばかさんです。中身のある人が受かるということを忘れないでください。

4か月前 SPIなどの練習、OB訪問のスタート。(後の章に細かいアドバイスあり!)

3ヶ月前;ES提出の開始 面接練習の会社をたくさん受ける。

2か月前;第一志望のWEBテストES提出。 提出する前にその会社のOBに必ず見せるべし

1か月前:この頃に内定をもらうとよい。なくても経験を積むことが大事

▼面接期間

1次面接 自己PR>志望動機
グループディスカッション:時間内に6-8人で意見をまとめ発表する形が多い。始めに役割分担をしたりしなかったり。(私は別にしなくていいと思ってるが)まずなによりチームで一言も話さない子が出ないようにすること。それだけでテーブル評価が下がる。点数を稼ぎやすいのはリーダーよりリーダーを助けつつアイデアを出しつつ、みんなの意見をまとめる2番手。ただ自分に合った役割を見つけて全うするのが良い。リーダーになった場合は、時間内に納めなければ確実に落ちるから気をつけた方が良い。ただし受かりやすいのも事実。実力がないならやらない方がいいかも。リーダーになった場合まとめるのに精一杯にになって自分のアイデアを出し忘れることが多いから注意。あとはあんまり話すのが苦手っていう子は書記をやると良い。ホワイトボードにまとめる役をやってちゃっかり最後発表できちゃったりするからありかもです! 本当に何もできる気がしないって子は時間配分に気を付けてタイムキーパーを担うと、何もしないよりチームに貢献できます!

複数面接:4人―10人で複数の面接
ハキハキ笑顔、長くしゃべった時は「以上です。」ということ。あなたの強みはと言われたら、私の強みはと繰り返して始めること。志望動機より自己PR中心のことが多い。横の人がどんなにすごい経歴でも気にしないこと。横の人の話を聞く姿勢も観察されているので、少し体を傾けてうなずきながら聞いているといい。横の人が同じ様にテニスサークルで同じよう部長をしていたかって無理して自己PRを変える必要はない。ただ差異化を忘れずに。その中で1番にならなくてもいいから、半分より上になればよいと思うと気が楽かも。1次面接は下の人から落ちる感じ。あと最後の逆質問はチャンスです!決して休みは何日もらえますか?なんて聞いちゃダメ!質問によって逆転もありうる!自分らしくエッジのある質問を!

2次面接 自己PR<=志望動機
ハキハキ笑顔、長くしゃべった時は「以上です。」ということ。あなたの強みはと言われたら、私の強みはと繰り返して始めること。これはどの段階の面接でも一緒。2次試験は面接官2対1もしくは2対2くらいで、面接官も28-45歳くらいの中間層が多い。たまに最終は意思確認だけで2次が実質本番なんてとこもあるから要注意。その場合50代くらいが出てくるかも。質問は自己PRが聞かれるだけではなく、志望動機も両方深く聞かれることが多い。そのため企業研究はこの段階からしっかりした方がいい。自分がこの会社に入ったらどんなふうに活かせるかイメージさせるように話せると良い。また自分が成し遂げたい夢に対して深く突っ込まれることもあるので、自分の夢に対する起こりうる障害と、それに対する対処策まで考えておいた方が良い。落ちても101番目だったんだなと思って切り替えましょう!
中には圧力かけてストレス耐性を見る会社もあるからそういう時は泣かずに、怒らずに、とりあえず質問にしっかり答え続ける事。

最終面接 自己PR、志望動機<情熱
最終面接は相性!落ちても気にしないこと!できることは情熱を見せる事。この会社に入りたいんです!って気持ちを嘘でもいいから後悔しないように全力で伝える事。「これ終わったら就活終わりにするの?ぶっちゃけどこが第一志望?」なんて質問には笑顔で「ここが第一志望で、これが終わったらいち早く会社で役に立てるように資格の勉強に専念するつもりです」なんてちゃっかり言っちゃう人が受かる。あとは2次と同様夢に対する問題点まで深く考えておくことと、会社分析(現在の状況、会社の問題点、将来の方向性などなど)は死ぬほどしておくこと。

ESの書き方、磨き方

ESは奥が深いので、別の記事化しました。よろしければこちらの記事をご参照ください。

OB訪問のすすめ

OB訪問の利点は2つ。1つはES添削や純粋に聞きたい質問などが得られること。会社の雰囲気を知るのにもよいです。2つめは年上の人と話すことに慣れること。OB訪問をこなすと面接の時に年上に対面しても緊張しなくなります。可能であれば、周りがOB訪問を始める前に連絡を取り始めた方が、連絡が返って来る確率が高く、かわいがってもらってもらえるため、早めに動き出すと良いです。OB訪問した人には「可能であればES本提出前にまた見てもらってもいいですか」と断りを入れておくと、その会社の本番前にもう一度メールベースででもESの添削をしてもらえたりするからおすすめです。

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます。少しでも参考になればハートマーク押してもらえるととても励みになります。またもっと詳しく聞きたい方いらっしゃいましたら、質問していただいたり、個別レクチャーもできますので、ご連絡ください。
就活は辛いこともたくさんありますが、自分を棚卸しする良い機会ですし、人生が大きく変わるターニングポイントだと思うので、後悔しないよう自分なりの最善を尽くすと良いと思います。どうか悩んでいる皆さんが、数ヶ月後に笑顔になっていますように。陰ながら応援しております。

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