英語力を劇的に伸ばす秘密!『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』繁村 一義
はじめに
英語を学ぶとき、多くの人がぶつかる壁。文法や単語の暗記、テストのスコアアップ…とにかく大変ですよね。しかし、そんな悩みを「多読」で解決できるとしたら、どう思いますか?驚くかもしれませんが、本書『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』は、暗記や努力なしに英語力が飛躍的に向上する方法を教えてくれます。
「量がすべて」と言い切る著者の自信に満ちたアプローチ。その裏にあるのは、英語に触れる「絶対量」を増やすことで、自然に英語が身に付くというシンプルで効果的な理論です。
日本人の英語の悩みの正体
なぜ日本人は英語が苦手なのでしょうか?著者はその理由を「英語の吸収量が圧倒的に不足しているから」と指摘しています。中学校・高校で学ぶ英語の量は、6年間でたった10万語。これはペーパーバック1冊分に過ぎません。
これでは、実際に英語を使えるようになるわけがないと著者は断言します。そんな問題を解消するのが「多読」。その名の通り、大量の英語に触れることで、英語力を自然と伸ばしていくという方法です。
多読で英語力が飛躍的にアップ
では、「多読」とは具体的にどんな方法でしょうか?著者は「多読三原則」を提唱しています。
辞書は使わない
わからない部分は飛ばす
自分に合わなければ次の本に移る
これらのルールは、一見非常識に思えるかもしれませんが、実践者の間ではすでに多くの成功例があります。「辞書なしで英語を読むなんて…」と思うかもしれませんが、難解な語彙に縛られることなく、英語の文脈や内容に集中することで、スムーズに理解できるようになるのです。
絵本から始める簡単ステップ
「多読」と聞くと、いきなり長い英語の本を読まなければならないと不安になるかもしれませんが、そんな心配は無用です。著者は、初心者にもやさしく「絵本」からスタートすることを勧めています。やさしい内容から始めて、少しずつ量を増やしていくことで、無理なく英語を吸収していくのです。
一度、この方法で読書を楽しむ感覚を身に付けると、どんどん英語を読みたくなるでしょう。そして、気が付いたときには、英語力が飛躍的にアップしている自分に驚くはずです。
TOEICスコアも自然にアップ!
英語力が伸びると、自然にTOEICなどのスコアも上がっていく、と著者は言います。テスト対策に追われるのではなく、日常的に多くの英語に触れているうちに、いつの間にかスコアが向上しているのです。
これはまさに、英語を学ぶ本来の楽しさと実用性が融合した結果。無理に勉強しなくても、英語を大量に吸収することで、スキルが自然に向上していくのです。
多読だけじゃない!「多観」の時代へ
さらに、本書では「多読」だけでなく、映画やドラマを字幕なしで観る「多観」も推奨されています。この方法により、リスニング力やスピーキング力も同時に鍛えることができ、実際の英語使用シーンでの理解力が飛躍的に向上します。
映画やドラマを字幕なしで楽しむなんて、夢のように感じるかもしれませんが、日々少しずつ英語に触れているうちに、自然と理解できるようになっていくのです。
まとめ:本物の英語力を手に入れよう
英語力を伸ばしたい、でも暗記や努力はしたくない。そんなあなたにぴったりの方法が、この「多読」です。『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』は、誰でもできるシンプルな方法で、英語を大量に吸収し、本物の英語力を身に付けることができると教えてくれます。
多読の三原則を守り、無理なくたくさんの英語に触れることで、あなたも劇的な英語力の向上を実感できるでしょう。この本を手に取り、英語の世界に飛び込んでみてください。
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