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#199. 必要なのは信じる強さと少しの忍耐力

こんにちは!こんばんは!Mimiです。南米アルゼンチンより、心と幸せなパートナーシップについてお伝えしています。


我が家は、夫婦別財布です。

と言っても、夫はアルゼンチンペソで稼いでいるので、普段の生活費は基本的には夫の財布から、旅行や一時帰国などのまとまった出費は私の日本円からカード払いをするという感じで、財布を使い分けています。

夫は私がわざわざ聞かなくても、毎月の収入額や口座残高の状況を逐一報告してくるので、財布は別でもだいたいの家庭全体の経済状況は把握しています。


ですが、小さな出費については知りません。

今から1年ほど前、何かのタイミングで自分の口座をチェックしていた夫が、驚いた声でこう言いました。

「ひゃあ!休眠口座の維持費だけで、毎月1,000ペソも引き落としされてるよ!」

聞くと、昔クレジットカードを作るために新規開設した口座で、ここ数年間全く使っていないいわゆる休眠口座について、そのカードと口座の維持費として日本円にして毎月1,300円ほどが、同じ銀行のメイン口座から引き落としされているというのです。

これ、日本人にとったら「な~んだ、1,300円くらい」と思うかもしれませんが、こちらの平均月収は日本の半分以下の10万円程度なので、その価値観で計算し直すと、だいたい2,600円くらいになります。

年間にすると2,600円×12カ月なので、31,200円ほどを、年に1度もカードと口座を使っていなくても、維持費として引き落としされているということです。

日本の銀行には口座維持費というものはないので、クレジットカードの年会費が31,200円だと捉えるとわかりやすいかもしれません。

日本ではクレジットカードの年会費ってだいたい1,000~3,000円くらいのものだし、年会費無料のものもたくさんあるから、年会費31,200円って、劇的に高いですよね?!

そう、こちらの物価で考えると、それはもう、ベラボーに高いんです!!

この事実に驚いていた夫でしたが、気付いたのが遅すぎるっ!!気付いた時点で、既に1年以上このペースで引き落としがあったんです。苦笑

てか、気付けよ夫。。。


そんなわけで、「もう使ってないクレジットカードだし、休眠口座でほぼ残高もないから口座閉鎖しなきゃねー」と話していたのが、約1年ほど前。

そう、1年ほど前っ!!

この1年間、夫は閉鎖手続きをせず、毎月チャリンチャリンと使いもしない維持費を引き落とされ続けていました。

それで、少し前、私がふと思い出したんです。

「そうだ!例の銀行口座、閉鎖手続きしなきゃいけないんじゃない?」と。

でも、これ、私が思い出したのは何も今回が初めてではありません。もうこの1年間、少なくとも5~6回は言いました。

毎回夫は、「そうだ、やらなきゃ!」と言うのですが、やらないんです。面倒臭いから今度とか思ってるうちに、忘れてしまう感じです。

以前の私は、夫のこの後回し癖をなおしてほしくて、何かにつけては「すぐやりなよ!」と口出しをしてたんです。

でも、夫は自分の用事にいつやるかを口出しされるのは気分が悪いみたいで、「わかってるよ!」と言い返すだけで、やっぱりやらない。

それでも私が口出ししすぎて喧嘩になったこともあったので、いつしか私は口出しするのをやめるようになっていったんです。

必要なことだから要所では言うけど、しつこく口出しはしない。

だから、今回の銀行口座閉鎖に関しても、私が思い出したタイミングでサラッとは言うけど、「すぐやりなよ!」という口出しはしなかったので、夫はやっぱりすぐにやらず、無駄な引き落としに気が付いてからさらに1年もの間、ダラダラと払わなくてもいい維持費を払い続けてたんですね。。。

私からすると、夫の口座のことだからしつこく口出ししたくはないけど、家族の生活費でもあるから、生活費を守るためには言わなければならない。

「すぐやりなよ!無駄な出費しないでよ!」と言いたいのをグッとこらえて、夫が自分で動くのを信じていたら、気が付いたら1年間も待ってました。。。苦笑


それで、やっと夫の重い腰が上がったようで、今日嬉しそうに「あの休眠口座閉じたよ!これでもう無駄な維持費の引き落としはないよ!」と、僕えらいでしょ?褒めてよ〜とでも言いたそうに報告してきたんです。

その嬉しそうな顔とテンションといったら。。。苦笑

「いやいや、あんた、気付いてからすぐに行かなかったから、さらに1年間も無駄に引き落としされちゃいましたけどね。。。」

と、私は心のなかで嫌味を思ったけど、私にしつこく言われたからやったのではなく、自分で決めて行動したことに夫は達成感を感じているようだったので、「完璧だね!」と褒めておきました。←この褒め方が正解かどうかは謎だけど。笑


このように、恋愛中でも結婚してからであろうと、パートナー間では相手に任せず自分でやった方が早いことや、相手に任せていたらいつまでたってもやらないからと、口出ししたくなるようなことも多々あるかと思います。

でも、基本的に男性性は、誰かに(彼女に、妻に)言われたことではなく、自分で決めたことをやりたいというのが強い性です。

だから、私たち女性には、「彼は必ずやる!」と信じる強さと、「はやくやりなよ!」と急かしたい気持ちをグッとこらえて少しばかり待ってあげる忍耐力が必要なんですね。。。

待ってる間に少しくらい生活費の口座残高が減ったとしても、夫の「俺がやった!」という達成感と嬉しそうな顔を見ると、それくらいは相手を信じるためのテスト代だったと思うしかないですよね。。。苦笑

女性が信じると、男性はますます自信を持てるようになるんだよ(^_-)-☆


今日も、あなたの愛で満ちた世界を応援していますね!

Mimi



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