酔芙蓉(スイフヨウ)&芙蓉(フヨウ)
今日のお花は、酔芙蓉(スイフヨウ)です♪
アオイ科フヨウ属、中国原産。
酔芙蓉(スイフヨウ)は、芙蓉(フヨウ)の園芸品種です。
名付け親は、連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルになった植物学者、牧野富太郎博士です。
朝から晩にかけて白、ピンク、赤へと花色が変化するのが特徴です。
日光によりアントシアニンを合成する酵素が増加することで、ピンク色が増してきます。
アントシアニンは25度以上の気温で合成されます。
一日花ですが、次々に蕾を付けて花を咲かせますよ。
生長が旺盛なので地植え向きです。
花言葉は、繊細な美・しとやかな恋人・幸せの再来
こちらが芙蓉(フヨウ)です♪
花色は白とピンクがあり一重咲き。
同じく朝に咲いて夜には萎む一日花です。
晩秋は実ができます。その様子は「枯れ芙蓉」と言われ鑑賞対象になります。
「反橋(そりばし)の 小さく見ゆる 芙蓉かな」 夏目漱石
近縁種にムクゲ(Hibiscus syriacus)がありますが、一般的には雌しべの先が上向きに曲がっているのがフヨウ、まっすぐなものがムクゲと区別できます。