【社長さん向けnote書き方講座⑦】noteをビジネスで継続して運用するには?初めに方針を決めておこう♪
noteは無料で誰でも始められますが、継続するのはなかなか難しい。。この記事を読んでいる皆さんもすでに、ブログやSNSに取り組んでは続かなかった経験が少なからずおありかと思います。
続かない理由は、根気がないからといった抽象的な話ではなく、たぶん最初のコンセプトにずれがあったからだと感じています。続けてはいたのだけど、思っていたような運用ができなくて、いつの間にか止めてしまった…というケースが多いのではないでしょうか。
今回は、noteをこれから始められる社長さんにとって、どういったコンセプトで運用していけば続けられそうかのヒントになるようなことを書いていきます。何事も初めが肝心です。最初から路線がズレていると、脱線したまま走る列車(実際には走ろうとしても走れない)の車輪のように、noteの運用がグルグルと空回りしてしまいます。
まずは基本的な部分をしっかりと押さえておきましょう。
noteの運用は4つのタイプに分けられる
noteは毎日数多くの記事が投稿されていますが、ビジネスの活用に絞っていえば、大きく4つの運用方法に分けられます。
①ブランディング型
企業名で運用する公式アカウントの位置づけ。Webサイトなどでは伝えきれないメッセージをコンテンツに託して、運用するパターン。自社のイメージを高めるために運用するため、コンセプトはしっかりしているものが多い。
②各部門型
1社としてnoteを運用するのではなく、各部門や各部署で運用するパターン。①よりも、ターゲットを設定しやすく、自ずとコンテンツも特徴のあるものになりやすい。
③代表者型
中小零細企業の場合、このパターンが最も多いかもしれません。かく言うこのコンテンツも③のパターンですので笑 代表者名で運用して、コンテンツの内容も色とりどりですが、基本的には会社のブランディングやリクルーティングのために取り組むことが多いです。
④コミュニティ型
販売に特化したパターン。自社の商品やサービスを顧客により知ってもらうためのコンテンツを作成し、発信する。商品の使い方や開発者インタビューなどのコンテンツを発信し、自社の顧客に対するファンマーケティングという意味合いが強い。
主なパターンとして4つにまとめてみましたが、一番近いものを選択してnoteの運用方針をまずは決めてみてください。
発信するコンテンツは社長の性格にあったものを選ぼう♪
これまでに何度か触れてきていますが、noteはブログと違ってテキスト中心でコンテンツを構成する必要は全然ありません。
私の場合は、本業がライターなので単にテキスト形式が自分に合っているだけで、何も他の方にまで「文章なのだ」と薦めているわけではありません笑
もちろん、テキスト主体であっても、画像やリンクなどをどんどん貼れますので、Facebookとかよりはテキストと画像の距離は縮まる実感です。というか、noteとブログに明確な区分けがあるわけではなく、むしろnoteを活用してブログ風・小説風に運用することも可能です。それくらい、あなたのアイデア・工夫次第でこのプラットフォームは柔軟性に富んだ運用が可能ですよ。
文章を書くのが苦手な社長さんへ
話すのは好きだけど、書くのはちょっとという社長さんは、手軽に始められるものとして「画像記事」を作ってみることです。noteでは写真やイラストを最大30枚までまとめて投稿できます。
Instagram(インスタグラム)のようなイメージですね。画像には225字以内の説明分が付けられるので、画像を投稿するぞーっといったノリで始めてみて、おまけで画像に文章を添える運用方法はいかがでしょうか。わりとこれなら、気負わずに取り組めるかと。
他にも、Twitterのように「つぶやき」という機能があり、140字以内の短文を投稿できます。10MB以内の画像の挿入もできるので、ここから始めてみるのもアリ。
また、ほんとに書くのがイヤなら、「音声記事」を作成してみましょう。音声ファイル(MP3・AAC形式)なら最大50MBまで何でも投稿できます。あなたの声を世間に伝えてみましょう。
あと、動画も投稿できるのですが、せっかく「動画記事」とするなら多少面倒くさくても、他人の動画を紹介するのではなく、自分で動画を作りましょう。よく社長さんたちとお話をしていると、「動画はめんどう」という声を聞くのですが、それは贅沢な悩みですよ笑 私は昔、映像制作会社の役員をやっていたことがあるのですが、いやーもうずいぶんと気軽に動画をつくれる時代になりました。あくまで動画をメインとしたい方は、多少の汗はかいたほうが良い結果に結びつくかと感じます。
今回のまとめ
とにかく、文章であれ写真であれ、音声・動画であれ社長さんの性格に合ったものを選びましょう。背伸びをしてnoteを始めても結局続かず、時間を浪費してしまうだけなので注意が必要です。
noteを始めようとすると、つい「どうすれば読まれるか」「効率的なやり方は?」的なことに意識が向いてしまいがちです。もちろん、それは向上心からくるものなので大変いいことなんですが、続かなければ元も子もありません。
この記事を読まれてnoteを始められる社長さんにはぜひ、自分に合った運用方法・コンテンツの形式を最初に決めていただきたいです。すべてはそこから「貴社のnote」が始まります。
ちょっと気合を入れて書いていたら、今日はヘロヘロになってしまったので、各社の活用事例は最終回に譲りますね。次回でいったん最後となりますが、どうぞお付き合いくださいませ。