✐☡ 海のイドバタ会議。
先日、投稿企画『 金魚鉢 』に参加させてもらった記事を…
海の共同運営マガジン『 海のイドバタ会議 』
に収録していただいたと、海のイドバタ会議 海の守り人 守 雅彦さんから、御丁寧に、恐縮してしまう言葉を添えてコメントをいただきました。
ありがとうございました。
この記事で 私は、『 海の色に似た 空 』という表現をしました。
では、なぜ 海が青いか ―
太陽の光は、水の中に入ると、波長の長い『 赤い光 』から少しずつ吸収されてしまいます。
やがて、深い海底で反射して私たちの目に届くまでの間に、赤に近い光は吸収されてしまい、青い光だけが強く残ります。
そのため、我々の目に、海の色は『 青 』に見えるのだそうです。
そして、空と海が隣接したところ、つまり、水面( 海 )と空の境界には、水平線があります。
水平線は、目にははっきりとした線として見えるし、遠目に指で擦ることもできますが、実際には、線として空間上に存在するものではありません。
それは、地平線も然り。
物事はきっと、これ のように、物質や物体としては現存していないのに、認知されていたり、周知の事実となっているものが沢山あると思います。
私は、その曖昧さや不思議が 好きです。
人々の身近な存在である海。
この地球の表面の約 70 % は、海で覆われています。
我々が住む、この陸地の約 2.5 倍の面積を誇る海底地形をもつ海は、実のところ、たったの 15 % しか解明されていません。
空の向こう側、宇宙の解明率が 5 % にも満たないといいますから…
それと比較しても、いかに海はロマンに溢れているかがわかりますよね。
『 生命は、海から生まれた 』といわれるよう…
私達の身体を構成する主な元素の組成は、海水の組成と、大変よく似ており…
殊に羊水は、海水と殆ど同じなのだというから驚きです。
これほどまでに似ているのに、未だ、未知なる世界へ誘いをなすものを…
私は、他に知らないかもしれません。