見出し画像

-01-美瑛の農業

最初の記事として、美瑛の観光よりも先に農業について取り上げることが大事だと思いました。
その理由は、酪農業が盛んなまちが人気観光地になり、私有地である畑や立ち入り禁止の場所に入り撮影する観光客が多いからです。
どんな作物を作っていて、なぜ畑に入ってはいけないのか、明確な理由を知った上で、楽しんで観光していただければ幸いです。

美瑛町で作っている農産物


収穫体験で採ったとうきび🌽

小麦、お米、トマト、アスパラ、とうきび、豆類など様々な美味しい農産物が取れます。※農産物の紹介ページに飛べます。
それぞれブランド品種があり、野菜の甘みや味などの特徴があります。

町内の新鮮な農産物や加工品は美瑛選果やふるさと市場などで購入することができます。
また町内の飲食店では美瑛産の食材を使って料理しているところがほとんどで、美味しいお店がたくさんあります。
飲食店の紹介もしていく予定なのでお楽しみに💫

丘を彩る農業景観


段々畑のような畑

美瑛の丘の特徴は、丘を彩るように植えられている農作物です。

畑の作物を毎年植え替える”輪作”をしていて、ジャガイモや麦畑、キガラシ、ビートなどが四年に一度のサイクルで植える場所を変えています。
そのため、同じ条件の景色を再び見ることができないので、美瑛に住んでいても毎年違う景色を楽しむことができます🌾

7月下旬から8月にかけては畑の彩がピークで、同じタイミングで花畑なども一番綺麗に見える時期です。
9月頃になると小麦やお米が収穫のピークを迎え、小麦色に染まった畑や、米農家の黄色い畑を見ることができます。

農地の周辺を歩くときの心得


私の撮影スタイル

畑は私有地なので、無断で入ってはいけません。
わかっていても美瑛の素敵な景色に魅了され、夢中で写真をとって気付かぬうちに畑に入ってしまうことも起こり得ているのかもしれません。
しかし、もし誰かが畑に入ってしまい、靴底についた雑菌から作物が病気になってしまうと、農家の生活の場が無くなってしまうだけではなく、私たちの生活に欠かせない野菜が採れなくなってしまうのです。
町内には、多くの人が好んで食べるイモの種を植えているところがあり、その畑が一度でも病気になると長期間にわたって農産物を作れなくなってしまう可能性があります。

また、長時間にわたって路上駐車をしてしまうと、道幅の狭い道路などは渋滞が発生してしまったり、農家のトラクターが通れなくなり作業を妨げてしまう恐れがあります。
そのため、観光で美瑛町に訪れてくれる方も、美瑛町に住む人もみんなが快く過ごすためにも畑に入ったり、路上に長時間にわたり路上駐車をしないで欲しいという願いがあります。

観光するときのポイント


10月上旬 四季彩の丘で撮影 夏秋冬のコラボレーション

・農地の写真を撮るときは、道路から撮りましょう!
 畑に入らなくても十分素敵な写真を撮ることができます。
 また、
農地に入れるツアーがあります!詳しい話も聞けるのでぜひご検討ください。※TOP写真はツアーに参加したときのものです。
・畑の撮影スポットには「ブラウマンの空庭」という看板があります!
 ぜひ看板にあるQRコードを読み取って目の前に広がる畑をどんな人が何を育てているのかを知りながら楽しんでください!
・やむを得なく路上駐車をする場合は車から離れない、またはすぐに移動できるようにしましょう!
・ランチや3時のおやつ、ディナーには美瑛の飲食店で旬の食材をいただきましょう!そしてぜひ、景色の一部である農産物をお土産にして、自宅に帰ってからも美瑛を堪能していただけると嬉しいです

私は美瑛町の景色が本当に大好きで、毎朝起きてはカーテンを開けることが1日の大切な楽しみです。
たくさんの人にこの素敵な景色を心から楽しんで、癒しの時間を過ごせることを願っています。


いいなと思ったら応援しよう!