観了映画感想文

観たのは「ペンギンハイウェイ」

森見登美彦原作

何の前評判も聞かずに主題歌が宇多田ヒカルだから観たいなーと

めちゃくちゃ面白かった

不思議な現象と不思議な世界がとても綺麗に描かれていてただただ美しく眩しい世界に浸れる物語

お姉さんを始め大人たちに負けないぞっていう子供達の奮闘っぷりが純粋で無邪気で見ていて気持ちが良い

超ファンタジーで一種のミステリーで危機的場面もふんわりした世界観で刺々しいというか恐怖を感じさせない描き方

緊迫した場面もひたすら子供達を心配ではなく応援できる前向きさが常にある

主人公の男の子は姉さんに恋してるんだけど大人の女性を始めて好きになるくすぐったさとか大人の女性に何故惹かれるのかっていう疑問とか初々しさ全開の男の子描写がまた素晴らしい

お姉さんもサバサバあけっらかんとしていて変に女っぽくないのも良い

そしてなによりペンギンが超絶可愛い

癒しの権化　癒しの化身

私もペンギンの波に乗りたい

最後はちょっと悲しいハッピーエンド

それでも最後まで前向きで悲しさも切なさもしっかりポジティヴにしてくれる

「この道を辿ればまた会える」

「この道の先にきっとあなたがいる」

そう信じて疑わない男の子の想いがとても美しくてとてもいい終わり方だった

観終わったら清々しい気持ちになれる良い映画でした。