心拍数を上げて基礎体力アップ
ここ１年近くずっと、私は汗をかくほどの運動を頻繁にして、心拍数を上げるようにしています。
ジムに行って筋トレするのは勿論、ちょっとキツめの有酸素運動を取り入れて心拍数を上げるようになったら、とても良い効果が現れてきました。
心拍数上昇のメリットは沢山ありますが、その一つは心肺機能の向上。有酸素運動を行うと、心拍出量（心臓が1分間に送り出す血液の量）が増加するので、全身の血液循環が高まることに。そうすると体が温まるのが早くなり、代謝が良くなるわけです。
二つめは、一つめに繋がりますが、基礎代謝が上がる。つまり体重を落としたい方、体脂肪を燃焼させたい方には、心拍数アップは効果あり、と言えます。
三つめは、ストレスを減らす効果がある。運動する事自体、私にとってはストレス発散になりますが、更に心拍数を上げることによって、ストレスホルモンが下がる事が医学的に証明されているようです。
四つめは最も大切で、私が実際に身を以て体験した事。持久力のアップと、体力強化です。
実は私、ヨガのインストラクターから一転して客室乗務員になってから、生活スタイルをガラッと変えることを余儀なくされました。早朝に空港まで約２時間の運転、そして朝から夜まで長時間のフライト勤務。あまりの激務に、次の日ベッドから起きれない程で、ようやく起きても軽く目眩を感じることもありました。私の年齢を考えるとこのままではこの仕事を続けられない、しっかりしないと！と危機感を感じて、有酸素運動や筋トレで体力作りを始めたのです。
私の大好きなお散歩コースの１つに、海辺の坂を上がり、ビーチに降りて来るというコースがあります。この坂道を上がるのに以前は息切れして、心臓バクバク、スピードもノロノロ状態で遅かったのを覚えています。
それが最近は、多少はキツいですが、テンポ良く上がって行き、ビーチに下って着いたら爽快な気分を味わえるようになってきました。一番キツい坂道を上がる時間は、２０分足らず。それでも効果ありです。
心拍数を上げる運動なんて苦しい、と感じるかも知れません。有酸素運動を何か一つでも良いので、最初は時間を短く少し早めのペースで続けてやっていくと、体は慣れて疲れにくくなりますよ。歩数はあまり関係無く、フォーカスするのは心拍数の向上です。
私が歩く時は少し早歩きで、ダラダラは歩きません。日本では、隣駅まで歩くこともしょっちゅうです。エレベーターやエスカレーターは使わずに、階段を上り下りします。アメリカは車社会で歩く機会はあまり無いので、海のお散歩コースや、近所の坂道を上がって下りるなど、歩く機会を増やして心拍数を上げています。
今はスマートウォッチなどで心拍数を測れます。便利な機能はどんどん利用しましょう！
少し意識を変えるだけで、何気ないお散歩が体力作りに繋がり、日々の生活が楽しいものになります。心拍数を上げる事、お勧めです！