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2024年夏、フランス(ラ・シオタ)🇫🇷南仏港町で過ごす忘れられない1週間 Vol.1

こんにちは、Miyuです^^

アムステルダムでの短い旅を終えて、私は今フランスの南町ラ・シオタにいます。

日本人には馴染みのない街ですよね🐚
(私もお友達に誘われるまで聞いたことがなかった。)

フランス人のお友達が「1週間こっちでAirbnbを借りて何人かでバカンスをするから来ない?」と粋な誘いをしてくれたことがきっかけ。(粋すぎるだろ、1つ返事でYesですよ。w となった私はすぐにマルセイユ行きのフライトを予約しました。w)

マルセイユより少し東に位置している、ビーチと太陽の街☀️
(それ以外はこれといって何もない…笑)(でもそれが良い)

毎日フランス人のお友達とビーチに行ったり、体を焼いたり、すこーしだけ遠出をして南仏では有名な山間に織りなす海「キャロンク」に行ったり…。

フランス人のお友達に囲まれて視覚・聴覚・嗅覚・味覚…持ちうる全ての感覚をフランスという国に全集中することができた1週間🇫🇷
(1日目の夜に自分が流暢にフランス語を話している夢をみたことは忘れられない、死ぬほどフランス語が話したかった私。w)

異国の地から来た私を寛大に受け入れてくれて、忘れられない密度の高い思い出をくれた暖かい心を持つ彼らを思いながらここにそんな1週間の想いを連ねてみることにします♡



ラ・シオタという街

ラ・シオタは南仏の地中海に面する港町。
マルセイユの隣町に位置している。
これと言って観光地がないため日本人には馴染みの少ない街ではあると思う。することと言えばビーチに行ったり、海沿いを散歩したり、ハイキングを少ししたり…。w(それくらいが逆に良い)

とにかく南仏らしい自然が多く現存していて私からしたらどこを歩いても新しい新鮮な街並みでとても楽しかったな。🥐✨

これは昔人々が岩を削ってできた入江らしい


この時点ではまだ私はこの後、ロッククライミング級の岩肌を登ることになるとは知らない


キャロンクのボートで海を楽しむフランスの人々


フランス人の陽気なお友達

同い年の彼ら、男女合わせて基本8人で共同生活をしました。
彼らは中学生からの幼馴染。中学で出会って社会人になった今までこんな素晴らしい交友関係が続いている。(感動)

まず地元の友達ともう交友がない日本に住んでいないのフルコンボな私はそんな「旧友」がいないということもあり特に彼らの友情はキラキラして見えた。

「なぜこれくらい長くこんな素敵な友情を保ち続けることができているの?」
と聞いてみると彼らは口を揃えて「みんなが自分を良く扱ってくれるから同じことを彼らにしているだけだよ」と。

誰かが誰かに執着することなく、一人一人が自立している上で築き上げられている素敵な友情を目の前に私はただただ幸福感にふわふわしていた。
見ていてとっても気持ちが良い関係。

忘れかけていたこと、人と関わっていく中での基本的なこと。
自分軸で生きるということをベースに、他人を尊重し、思いやりを持ち人と関わっていくこと。
これが素敵な友好関係を築く大切な要素だと改めて学んだ。


キャロンクで見たボート
可愛いお友達


「You can do whatever you want.」

直訳すると「あなたがしたいことなんでもやればいい。」
彼らが私によく投げかけてくれた言葉。

ここに彼らの全てが詰まっているような気がしていた。

ジャッジしないこと、これって簡単そうですごく難しい。私自身、友人から何かを相談された時、彼らの幸せを願うが故「それは大丈夫なの?」「リスクはないの?」と気にかけてしまうことが多かった。
(それは決して悪いことではないが。)

彼らは本質的に決定権は常に自分自身の中にあるということを理解していた。私はまだまだ何かを選ぶときにも時間がかかってしまうし、決定権を他者に委ねてしまう部分がある。彼らは自分が欲しいものを知っている、そう、自分のことをよく知っている

自分のことをよく知っているからこそ、自分が身を置く環境や付き合っていく友人のこともよく理解している。私は誰彼構わず期待してしまうし、時には現状の矛盾に気付いているのに突き進んでしまう癖がある。
自分はこういう人間なんだ、だからここは合う・合わないって素直に認めることって簡単なようで難しいとつくづく思う

だからこそ彼らを通して自分を俯瞰的に見れたことにとても感謝している。
でも人生なんてふわっとしてて良いとも思う。全部正解じゃなくて良いと思う気持ちやマインドってすごく大切だと感じる

ラ・シオタで唯一栄えている港の場所


フランス人にとっての「食」とは

毎日お昼ご飯や夜ご飯は自炊していた生活。食べるものは素材を活かしたものが多かった。体に悪いものはあまり食べなくって(揚げ物や小麦粉のみなど)野菜をオリーブオイルと塩で味付けしたものキヌアフルーツ、そしてパスタを添えることが多かった🍝。

そのおおかげか食卓は常に色とりどりで鮮やかな光景だったな。

いつかのお昼ご飯、みんなでテラスで食べる憩いのひととき

彼らにとって「食」とは贅沢に比例して幸福度が上がっていくものではなく素材そのものの良さを活かしていただくこと、それが幸せに繋がり得るのだと感じた。
様々な「食カルチャー」が目まぐるしく変現していくこの時代に「素材を活かしていただく」この概念を改めて学べたことにすごく感謝している。

自然と男の子も女の子も家事に参加している光景もまた私にはすごく新鮮だったな。「外で食べると高いからね〜」なんて言いながらサラッと料理に参加していて、そして料理に参加できなかったら片付けに参加して…。
誰が誰に何を言わなくても自分は何をするべきかわかって男女関係なく主体的に行動していることもすごく印象的だった

「この先もこんなふうに生きていたいな」と素直に人から学べることってとっても貴重で、感謝だな本当。

思い返すと私はいつもから良い影響を受けまくっている。
いつも良い刺激と影響を与えてくれる周りの友人たちに改めて感謝。
一見直接的に関係のないようなところから自分の当たり前にふと感謝する出来事が旅の中では多くあると感じた。
その一つ一つを取りこぼさないようにしっかりと丁寧に経験していきたいなと改めて身と心を引き締めた。(特に身をね。毎日ビーチで体を焼くか、泳ぐかしかしていない日々でもあるので。w)


キッチンでお昼ご飯を作っているひとコマ


陽気で小さいことは気にしない

フランス人といえばどんな性格を思い浮かべるだろうか?
フランス人といえば、ロマンチストが多く自分主体で生きている自由人を思い浮かべる方も多いはず。(私がそうだった。w)

私がこの1週間フランス人のお友達と長い期間生活を共にして感じた彼らの性格について最後に少しだけ書いておこうと思う。

細かいことは気にしない
これは本当にそうだった。本当に気にしていない。たまに私の日本製のゴリゴリ「ジャパニーズ気遣い」を出してしまうと少々驚かれたこともあったなと今思い返せば感じることが多かった。

「気にしないで〜」って言ってること大抵本当に気にしていないし、逆に本当に全員自立している感じが私にはすごく心地よかった。

議論好き
これも想像できる方はできるんじゃないかな。なんのトピックをとってもずっと議論してた。国会かなにかかと勘違いするところだった。

特にヒートアップしていた議論は彼らのハート「チーズ」について。笑

一緒にスーパーに行く機会が何度かあったのだけれどローカルなスーパーから大きなスーパーまで一貫してチーズコーナーが日本人の私からは想像もできないくらい豊富で様々な種類のチーズがずらり。

「このチーズってどんな味?」

軽い気持ちで彼らに質問したが最後。w
買い物中、車内、家に着くまでずっとそのチーズの議論をしていた。w
アグレッシブに。w


まだまだ愛おしいです

笑顔がとっても素敵で、クロワッサンがやっぱり大好きで、お米を炊くのが上手で、チーズのことを語り出したらすーぐ議論になってしまうあなた達がまだまだ愛おしいです!

異国の地からきた私をこんなにも寛容に受け入れてくれて大量のクロワッサンとチーズを食べさせてくれてありがとう。

学ぶことたくさんあったな〜23歳の今感じることができてよかったと思うものばかり。フランス人に囲まれての1週間どうなることかと思ったけれど大きな優しさと包容力と違った文化を受け入れようとしてくれる彼らなりの気遣いのおかげで忘れられない思い出になりました🇫🇷✨

これ欲しいねって一緒に見ていたブレスレット、クロエがサッとプレゼントしてくれたの一生宝物として大切にします^^♡(イケメンすぎる)

またいつか、どこかで会おうね。



最後の夜にみんなで見た花火


忘れられないフランス、ラ・シオタでの1週間。

彼らにお別れをして食の都リヨン→花の都パリに向かっています✨

リヨンで一泊、パリでも一泊する予定です。
次はそんなフランスを代表する2都市のあれやこれやを書き記そうと思います🇫🇷

顔も体も焼きすぎた…くろい…ガングロでこれからの旅が続きます。
リヨンにはお友達のドライブで約4時間かけて向かっています。

楽しみだ〜✨




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