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料理という名の娯楽

料理から遠ざかって久しくなった。

といっても自炊をまったくしないというわけではない。
ただ料理に関する喜びやあたらしいメニューを開拓したい!のような気持ちが薄れてきている。


もともと学生時代は「料理が趣味」と言えるほど、料理が好きだった。
新しいメニューを開拓するのも楽しい、SNSでおすすめされている調味料を買って試してみるのも楽しい。
そこから派生して、器やキッチン用品も好きになり、陶芸市を訪れるというイベントまで日常に入り込むことになった。


ただ社会人になり、だんだん生活における
料理に割けるリソースが減ってきて、
料理が工数のかかるただの作業になってきているなと感じる。


そして私は自分の作った料理を味わうことが苦手だ。
こうすればよかったな、が先に来てしまい「美味しい」という感情がやってこないのである。





この年末年始、帰省が短かったこともあり、かなり時間的な余裕がうまれた。
心にゆとりがあったこともあり、いつもの料理にプラス一品したり普段なら合わせ調味料で簡単に済ませてしまう味付けをあえて自分ですることで好みの味に調整したりした。


そうだ、料理って栄養を摂取することだけが目的ではないんだった。





毎日心のこもった丁寧な食卓を、はいまの働き方的に難しいかもしれない。
自分の料理に対して美味しいじゃん・最高じゃんと思える自信はすぐにはつかないかもしれない。

それでも、少しずつ料理や食卓を愛する自分を取り戻していけたらいいな。



最後まで読んでくださりありがとうございました。



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