コスメ愛

コスメが好きである。

キラキラしたパッケージや素敵な色味にときめき、買う予定もなくデパートの化粧品売り場に吸い込まれていく。

お気に入りのコスメでメイクをすれば憂鬱な朝がちょっと楽しくなるし、メイクをすることで自分が強くなったような気さえする。

昔はメイクにもコスメにもあまり興味がなかった。
安く済ませられればそれでいいし、バイトで怒られない最低限のメイクさえしていればいいやという感じだった。

今やコスメはお守りである。

なにを言われるか気が気でしょうがない会議や苦手な上司、ちょっと緊張する場に行く時にそっと寄り添ってくれる。

自分で集めたコスメたちは努力の結晶であり宝物。

化粧は武器だ、何でいう人もいるけれど
私にとってはそっと寄り添ってくれるお守りのような存在。

お気に入りたちをまとって平穏でありますようにと願いながら、一日が始まる。

ここまで読んでくださりありがとうございました。