英語でマーケティングを学ぶ#2
Heineken The Closerについて
MarketingDive(オンライン記事)でハイネケンの面白いキャンペーンが紹介されていました。COVID-19の影響で、長時間労働(いつでもどこでも働ける環境が整いつつあるため)となっている現状に対し、ハイネケンのボトルオープナー"The Closer"でビールを開けると、近くにあるPCやアプリが強制スリープモードになるというキャンペーンです。
YouTubeの動画も含めリンクを貼りましたが、仲間が飲んでいる時やバーなどで、上司や会社から「今どこにいるの?これについて答えてほしい」とメールや電話やZoomがひっきりなし…でもThe Closerでハイネケンを開けると、端末がスリープモードになってもう接続できません!(テレビもスリープモードだし、コンファレンスもスリープモードになる笑)というあらすじです。
https://www.marketingdive.com/news/heineken-bottle-opener-remote-work-apps/624680/
ちなみに、今日アメリカでこのThe Closerの応募ができるということだったので、ちゃっかり応募してみました!(もしも手に入ったら、noteに書こうと思います!!)
アメリカのCM/Ads
日本でもストーリーテリング手法のCM/Adsが増えてきていますが、特にアメリカでは一捻りある(冗談を交えた)CM/Adsが人気だなと感じています。
カンヌライオンズ受賞の広告でも、例えばDieselが"Wardrobing" 現象(タグを付けた服を着た後に返品すること)に対して、「今日のパーティーではタグを付けたまま来てもらって、後で返品OK」というキャンペーンを実施していました。
数多くのインフルエンサーがタグを付けてパーティーに行く写真を投稿したことで、逆に返品率が下がった(少し後ろめたい感情にさせられた)という事例です。
今後の展開に(個人的に)期待
ハイネケンの動画も、お疲れ中のワーカー感情に上手く訴えていると思いますが、6/1公開から144,379 viewsなので成功キャンペーンになるかはまだ分からなそうです。アメリカのSNSとYouTubeでのみキャンペーンを実施しているようなので、取っ掛かりは既存ファンもしくはインナーブランディング向けな気がしています。
タイミングは完璧だと思うので、バズって話題となり、日本でも展開されると良いな〜と、今後に期待です。