保健室でみえたそれ①
子どもたちは、鋭いとずっと思っています。
かつて、小学校の保健室に勤務していた頃に感じたことです。
何が鋭いかというと
ごまかしが効きません。
すごくよく見ています。
眼差しが鋭いのです。
そして、ごまかしでもしようとしたら、「そんなことは言っていなかった」と言われます。
ごまかしたことをごまかす大人も多くいますが
そんなことをしたら「信用ならない人」になります。
保健室によく訪れる子たちは
よく見ています。
とある先生が、保健室にいらした際に、軽くお話ししていくその様も見て聞いています。
その話の内容について、割と的確に感想を言います。
教室ではなかなか見られない子どもたちの姿だったように思うのです。
そんなところでの社会人1年目でした。
ごまかしが効かない・・
「有言実行」
「いい加減なことは言わない」
「お世辞は言わない」
ということを子どもたちから教わってしまいました。
そういう子たちとの日々の関わりは
なかなか「してやられた」感があります。
大人だから
色々経験しているから
先生だから
余計に上からモノを言ってはならないのです。
話を聞く・対話をする・コミュニケーションをとるとは
そういうことです。