木々からの尊い教え
生きている樹木であっても
樹幹の大部分は死んでいます
生きているのは、外側だけで
残りは生理作用をしていません
木々を見ると
葉の美しさばかりに目が行きがちです
木は幹の中心で
年輪と言われているところは
元々死んだ細胞が集まったものです
生きている細胞はどこかというと
葉や花、
枝や幹では浅い表面に近い部分、根です
幹の細胞の一部は死んだ後も
中心に残ります
新しい生きた細胞を支え続けています
一番古い細胞は年輪の中心にあります
屋久杉などの大木では
数千年もの間頑張っています
もっと古い物や古い知識を
大切にしていくべきだと
木から教わります
私たちも
「自分の力で生きているんだ」
なんで思いがちですが
直接的でなくても
すでに他界された人に
今も支えられているんじゃないか
そう思わずにいられないのです