聖書読みましょ♪Re-Collection 第59回 この世界の闇を払う光は誰でしょうか
メシア・イエス・キリストの生涯32回
「悪霊に対する権威」前半
マタイの福音書第4章13節~16節
マルコの福音書1章21節~22節
こんにちは!まいむまむです。
イエス様の生涯について4福音書を並べて、時間順に読んでいます。
毎回申し上げますが、わたくしは、「ハーベスト・タイム・メッセージステーション」というyoutubeチャンネルの中川健一先生の講義「メシアの生涯」にそって読んでいきます。
興味のある方は、ぜひぜひ、先生の講義を直にお聞きになってくださいね!
引用している聖書は「新改訳2017」版です。
また、参考文献は新実用聖書注解になります。
本日のご紹介はこちらです。
サックス奏者/馬場智章 Episode1「音を奏でる歓びを知った森のステージ」『FREUDE, forever〜先駆者が見た景色〜』【TBS】
昨年大ヒットしたジャズ映画「BLUE GIANT」で、主役の宮本大くんのテナーサックスを演奏したのが、この馬場智章さんです。
硬派なスタイルの正統派ジャズプレイヤーです。
この馬場さんの音が無料でたっぷり聞くチャンスがありますよ♪
2024年4月26日、27日、28日の3日間に渡って、
JAZZ AUDITORIA 2024 in WATERRAS(ジャズ・オーディトリア2024 in ワテラス)が開催されます。
馬場さんは、「馬場智章 グループ」として、
4月26日(金)19:30から登場されます!
全席無料ですが、お席で座って観覧希望の方は、
当日会場で抽選になるようです。
でも、立ち見もOKですから、
お仕事帰りに御茶ノ水に寄ってご覧になるのも良いのではと思います。
詳しくはホームページでごらんくださいませ。
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さて、聖書をお読みいたしましょ。
前回では、イエス様が故郷ナザレでメッセージをされ、
メシア宣言をされました。
しかし、大変残念ながら、ナザレの人々は、
昔なじみのイエス様をメシアとは認められず、
崖から突き落とそうとさえしました。
あぶねー!
でも、イエス様は、無下限呪術をお使いになられたのか、
誰もイエス様にふれることができませんでしたけどね。(´▽`) ホッ
こうして、イエス様は、ナザレを去られて、
カペナウムという町に移動されます。
そして、そこを拠点として、ガリラヤ伝道をされることになります。
Ⅰ カペナウムに移り住むイエス マタイの福音書第4章13節~16節
さて、ゼブルンとナフタリという謎の地名が出てきました。
ヨシュア(出エジプトの後)の時代に、
ゼブルン族とナフタリ族がガリラヤを征服しました。
ナザレは、ゼブルンの地にありました。(地図の赤線)
ナザレを去ったのは、家族や共同体との別離を意味します。
神様に従うときは、時としてこのようなことが起こるようです。
「カペナウムに来て住まわれた」
カペナウムは、ナフタリの地にありました。(地図の黄色い線)
カペナウムは、ガリラヤ第一の都市というわけではありません。
本来は漁業の町ですが、交通の要所にあったようで、
異邦人たちの往来があったようです。
中川先生は、琵琶湖みたいな感じだと仰っていました。
確かに、戦国時代とかは、琵琶湖の周りに街道がめぐらされ、
交通が活発でありましたね。
そんな感じ。
カペナウムは、ギリシャ・ローマ風の建物が多かったようです。
これは、カペナウムの遺跡です。
こちらもカペナウムの遺跡です。
ローマの遺跡と言われても、そうかしらと思うくらい立派ですね。
山の上にあったナザレに比べると、
多民族が行き来するカペナウムは、
自由なオープンな雰囲気の町だったようです。
イエス様の新しい教えにも、なじみやすいところだったかもしれません。
ガリラヤに大きな光が上ると預言されています。
これぞ、イエス様ですよ。
これは、旧約聖書のイザヤ書9章1節~2節のことばからの引用です。
ガリラヤというところは、湿地帯のようなところで、
風土病も多く、まむしも生息していて、
なかなか生きるのに厳しい環境であったようです。
物理的にも厳しい上に、霊的にも困難の多い土地で、
真理を教える人がいない、悪霊が人々を苦しめている地域だったようです。
イエス様は、このように「死の陰の地に住んでいた」人たちのために働かれました。
イエス様が光であるのは、ヨハネの福音書にも書かれています。
ヨハネの福音書1章9節
「すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。」
ヨハネの福音書12章46節
「わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者が、だれも闇の中にとどまることのないようにするためです。」
イエス様の光によって、死の陰から脱出できるってことです!!
Ⅱ 会堂で教えるイエス マルコの福音書第1章21節~28節
これは、カペナウムの会堂の遺跡です。
会堂での安息日の集会の行われ方は、
31回で詳しく説明しております。もしよろしければ、ご覧ください。
まず、トーラーと預言書が立って朗読されて、
その後奨励のメッセージが座ってなされます。
このメッセージは会堂責任者の要請により行われました。
「人々はその教えに驚いた」
これは、かなり、穏やかな訳し方のようで、
文語訳では、「人々はその教に驚きあへり」となっています。
お互いが顔を見合わせて、騒然として驚いたという感じですね。
今までの律法学者の教え方は、
過去のラビたちの教えを根拠として引用し、
その上に自分の教えをちょっと付け加えるという感じだったようです。
それに対して、イエス様の教えは、
だれの権威に依存することもなしに、
ご自身の権威を持って教えられました。
こんなの聞いたことがない!!!と人々は騒然としたのでしょう。
権威とは、ギリシャ語で「エクスウシア」と言いまして、
「決断し、行動する自由と権利」という意味があるそうです。
すなわち過去のラビたちの解釈ではなく、
ご自身の能力、力で教えられたということですね。
お祈りします。
天のおられる父なる神様
イエス様が光であり、
その教えに権威があることを知りました。
そのような方が、最も困難な地ガリラヤに来られたことを感謝します。
現代のイスラエルにもイエス様の光と権威が届きますように。
主イエス様のお名前でお祈りします。
アーメン
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さて、安息日にイエス様が権威をもって教えておられますが、
なんと、人々よりも先に
イエス様のメッセージに激しく反応したものがいるようです。
どうも、とんでもないことが起こったようですよ。
さあ、何が起こったか!?
イエス様の活躍を続けてご覧くださいませ。
次回は、
「メシア・イエス・キリストの生涯」第32回
「悪霊に対する権威」後半
マルコの福音書第1章21節~28節
ルカの福音書第4章13節~37節
です。
シャローム
次回は、
「メシア・イエス・キリストの生涯」第33回
「ペテロの姑の癒し」
マタイの福音書第8章14節~17節
マルコの福音書第1章29節~34節
ルカの福音書第4章38節~41節
です。
シャローム!!!