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グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場⑤
三人組の難しさ~消えろと言われた娘~
Gちゃん、とても怒ってやってきました。
G「なんで、いなくなるの?」
娘「自分たち必要なさそうだったから」
G「・・・消えろっ」小声
娘はCちゃんと一緒にCちゃんの席に移動しました。
そう、「消えろ」って聞こえたから目の前から消えたという。
Gちゃん、また追いかけてきます。
娘「消えろって言ったでしょ。だから消えたの」
G「そういうことすると嫌われるよ」
今までの我慢が爆発してしまった娘。
どうすることもできないCちゃん。
自分の思い通りにならなくて怒っているGちゃん。
娘は話すことも嫌になり自分の席に戻りました。
そして、「嫌われるよ」と言われたことを思い出し不安になりました。
前の席のクラスメイトは、相談できる間柄でした。
娘「私のこと、嫌い?」
前の席「嫌いじゃないよ!どうして?」
娘「Gちゃんが、嫌われるよって」
前の席「え!それ先生に言ったほうがいいよ」
嫌われてないんだとホッとした娘。
だけどCちゃんに付き添ってもらい、先生には話すことにしました。
先生は、一人一人から話を聞き、最後に娘とGちゃんを呼びました。
Gちゃん大号泣していました。
娘、ここで普通はしないだろうという行動をします・・・。
泣いているGちゃんの背中をさすったんです・・・。
先生からの話では、
「泣いているGちゃんを慰めようという行動をしていたのですが、今回は娘がする行動ではないし違うんじゃないと話した」と。
娘、自分が泣き虫なので泣いている人の気持ちにすぐ感情を重ねてしまうんです。
私も、訴えた相手が訴えられた相手を慰めているのは、おかしいとは思いますが感情移入しやすい娘ならあり得るなと思いました。
理由は、目の前に泣いている人がいるから。
ただそれだけ。相手なんて娘には関係ないんです。
だけど、これを理解してもらうのは難しいだろうと思います・・・。
「嫌われるよ」と言ったことは認めたGちゃん。
Cちゃんも「嫌われるよ」と言っていたのは間違いないと先生に話したそうです。
しかし、「消えろ」とは言っていないとGちゃんは言うし、Cちゃんも聞いていないということで「消えろ」に関してはお咎めなし。
しかし、消えろと言われ目の前から消えた時(席を移動したとき)に
「消えろって言われたから消えたんだけど」と娘が言った後、Gちゃんは言っていないとは反論していません。
自分が言っていないなら、この時点で言った言わないの話になっているはず。
「嫌われるよ」もひどい言葉ですが、「消えろ」もひどい言葉です。
だって、言われた娘は帰り道道路に飛び込んだら消えることできるかな」とまで考えたんだから。
こんなな話し合いが行われたあとも、結局は先生に誘導的に「ごめんね」「いいよ」をさせられるから何もなかったことになってしまいます。
そして、クラス替えまでの数か月三人組で動くことになりました。
遊ぶ時のわがままも健在。
何も反省していないのが分かります。
我が家で遊ぶこともあり、私としては何とも言えない気持ちになることもありました。
娘から少しでもGちゃんの良い話が聞ければ違っていたのかもしれません。
こうして三年生を終えました。
三人組ってうまくいけばいくんだけど、やっぱり難しいですね。