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仕事は在宅で可能だけど

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 普段から出張が多くて出先で仕事をする環境には慣れているので、テレワークにはなんら抵抗はなかった。むしろもっと早く導入すれば良いのにと思ってたくらい。ただ対面の仕事も要所要所必要な訳で、それが出来ず、先に進めない仕事が増えてくるのは精神衛生上良ろしくない。緊急事態ですからしょうがないんだけどね。フリーランスではないのでお金の心配は今はないけれど長引けばどうなることやら。たった一週間ですが、ちょっと感じたことを綴ってみようかなと。

 まずネットのありがたさをとても感じます。20年前ならどうなんだろうと思うと怖いですね。次に自主的に動かないとコミュニケーション不足に陥ります。チャット系の会議ツールやメールを日常的に使ってる僕ですら、いつも以上に気を使ってやりとりしてます。メールの数は増えていない代わりに、チャットが恐ろしいくらい増えました。ほぼ短文なので今は負担にはなってないかな。ただ集中してる時は邪魔された感じで鬱陶しい。見なかったことにして煩わしいコミュニケーションをしないで済むという良い面もあると思うけど、お作法的にはどうなんだろう?大切なことまでメールで済ませる若者を宇宙人扱いしてますが、この価値観の違いも、変わってくるかもしれないですね。
 あとね、これは意外だったけど本を読めなくなりました。通勤含めた移動時間とか、何かを待っている時とか、今まで読んでいたシーンがなくなってしまったこともあります。それにもまして読書の欲求が生まれる瞬間が激減してしまいました。歩いてる時、電車やお店で、人と会って、街で何かを見かけて、話をしててとか、何かに刺激されるんです。本屋でぐるっと表紙や背表紙を眺めているなんてまさにそう。この刺激が激減してしまった感じですね。そしてフリーランスと違って決められた時間に働くというスタイルなので、働いている時間で仕事の成果を出すという意味では、どこにいても一緒かな。他人の目が届かないので、いつでもサボれます。がサボるとそれが自分に返っきてどこかで穴埋めしないといけないので普通に仕事してましたね。仕事の効率化を図って自分の時間に当てられるなら、テレワークの方が俄然みんな頑張るかも。

いつでも外に行ける環境で、在宅を選択して仕事をする、これが理想かな。そうではない異常事態の今は、やっぱり辛いですね。

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