もったいない からのサスティナブルファッション #7
こんにちは! オーダーメイドレディスファッションブランド TROIS F(トロワエフ)の運営 mimasです。
今回はサスティナブルファッションについて、TROIS Fの取り組みについて書いていきたいと思います。お付き合いいただければ幸いです!
SDGs、エシカル、サスティナブル・・・
近年は企業の取り組みとして、新しい業態が生み出されるとき、この概念が必ず組み込まれているように感じます。
使用するエネルギーはクリーンで地球に負荷の少ない、再生可能なものを推奨する動き、また産業廃棄物を削減するため、資源の再利用、リサイクル、アップサイクルの推進、などなど、どの分野の産業でもSDGsを意識した取り組みが進められていますよね。
もちろん繊維業界においても、リサイクルポリエステルやオーガニックコットンなど、環境に配慮した素材で作成された生地、資材がとても増えております。
大企業の力で、私たちの生活に必要な物資が環境負荷の少ないものになっていくことは、大変ありがたく、またそのような商品を購入、使用することで少しでもSDGsのターゲットに近づけられるのであれば、できるだけ日々の生活スタイルを意識して、商品を選ぶことが理想的かと思います。
わたしたちが考える サスティナブルファッション
極端なことを言ってしまえば、衣類におけるサスティナビリティをとことん追求するなら、皆が服を着る楽しみ、装いの喜びを一切排除し、最低限生活に必要な分のみ購入、使用することで実現可能です。
ですが、人間が服を着るという文化のなかで、ファッションという表現がサスティナブルな活動で制約されるのも、何か違うのではないか?
生産活動、経済循環とファッション、環境保全を両立するためには?
ファッションを無理なく自由に楽しみ、それが未来のため、環境のためになることが自然と成り立つようなものづくりができないか?
私たちTROIS Fは、このような課題を少しでも解決できるように、できることは何かと考えてきました。
オーダーメイドという、お客さまひとりひとりに向き合ったものづくりをすると同時に実現可能なことを提案していく、今回のブランドリニューアルにおけるもうひとつのテーマです。
1着の服をつくるために排出される廃棄物や無駄なエネルギー消費はできるだけ減らしたい、お客さまのためにつくる服が、より価値の高いものになるようにという思いで、以下の理念でものづくりに取り組んでおります。
☆お客さまが本当に必要としている、長く着用できる服をつくるために
お客さまにいちばん似合う服を提案し、一着一着を丁寧に生産していく
☆服をつくることにおいて、できるだけ資源を無駄にしない、プラスチック
素材をなるべく使わない
余った素材は再利用し、廃棄物をなるべく排出しないものづくりを目指す
服づくり+αとして 無理なく楽しくできること
この理念をベースに、TROIS F でお洋服をつくっていただいたお客さまに私たちが提案しているサービスです。
☆シーチング生地(デザインの型見本をつくるために使用するトワル用の生地のリサイクルです)で作成したワードロープカバーをご希望の方にオプションとしてお付けします。
もちろん洗濯可能、長くお洋服を愛用していただくためにカバー内側に防虫剤ポケットが付いています!
☆お洋服と一緒にお渡しする予備のボタン、お直し用の生地残布、お取り扱い注意カードを、ハギレや余りリボンを使用してつくったオリジナルのミニポーチに入れてお渡しします。
TROIS Fのゴールドチャーム付、柄はお客さまのイメージに合わせてお選びできます!
☆お渡しの際のお洋服の梱包は、使用後はリサイクルに回せるよう、プラスチック素材のものは使用せず、薄紙や簡易な紙袋を使用しております。
☆ご希望の方にはお洋服をつくった生地の残りで、バッグや帽子、ヘアアクセサリーを同時におつくりできます。
お気に入りの服とお揃いの小物がつくれること、より一層お洋服に愛着を持っていただきたい、楽しんでいただきたいという思いで、お好みに合わせたデザインを色々準備しております!
☆お洋服の生産の際に出る生地ハギレや資材を利用した、コサージュやデコレーションハンガー作成等、リメイクハンドメイドのワークショップを定期的に開催しております。
針や糸を使わず、だれでも簡単に楽しめる、またおうちにある使わない布や着なくなった服を楽しくリメイクできる企画をこれからも検討中です!
このような取り組み、元々は主婦で、子育て経験がある普通の生活者としての私たちが、服をつくっていくにあたって必ず出る残生地、資材を捨てられなくて、ダンボール箱いっぱいになっていたのをなんとか生かせないかという、「もったいない精神」から生まれたアイデアです。
ファッションをベースに身近なところからできることで、お客さまと私たち生産者双方が楽しめる、社会に貢献できる、皆が幸せな気持ちになれるようなブランドを、これからも目指していきたいと思っております!
最後までお読みいただきありがとうございました!