見出し画像

非デザイナーメンバーとはじめる、コラボレーション&コミュニケーション

Rettyでデザイナーをしている長谷川です。早いものでRettyに入社してからもうすぐ半年が経とうとしています。

Rettyは決して小さくない組織ですが、仕事内容に関しては柔軟なところもあるため、自分から手を上げれば色々なことをやらせてもらえる環境です。
そんな環境を楽しむべく、ここ数ヶ月は社内の色々な人と掛け合いながら自分で仕事を増やして何個かアクションすることができました。
今回はその簡単な記録と、その時に心がけていたコミュニケーションについて書いてみたいと思います。

Retty Advent Calendar 2022、8日目担当です🎅🎄


行なったコラボレーションたち

①PR担当者と、ブランドリソースのデザイン

💡コラボの目的:Rettyブランドの訴求力をビジュアル面から高める
Rettyメンバーは登壇などほぼ毎月、積極的に取り組んでいます。またPR担当の関矢さんもそのメンバーの活躍をnoteなど活用して積極的に発信しています。そのアクションは素敵なものばかりでしたが、デザインリソースを使わず行うことを重視してもらっていたためか、発信時にビジュアルメッセージの力をうまく活用しきれていないのが、以前から気になっていました。
そこで、まずは関矢さんにこっそり相談。PR視点での課題点も教えてもらいながら、発信で目指したいゴールを一緒に設定。
何度かの相談の末、発信時に使えるブランドリソースをいくつかリデザインすることができました。

↑リリースノート・登壇情報noteのTOP画像を、ひと目見ただけで内容が分かるようにしてみたり

↑登壇資料のデザインフォーマットをSNSでも映えるようにデザインしました

②プランナーと、毎朝の10分アイデア合戦

💡コラボの目的:チームの話し合い”温度”を高める
Rettyはミッション毎にプランナー・デザイナー・アナリストの計4〜5人のチームを組んで日々施策を回しています。私の所属していたチームでは毎日朝会を実施、KPI数値の確認やタスク相談などを行っていましたが、週次振り返りミーティングの際に「もっとBreakthroughを起こせる施策を考えていきたいね」という話に。
そこで、私が提案したのが朝会での10分間1テーマブレスト(名付けてアイデア合戦)です。主な目的は以下2つ。

・発散的な意見交換をしやすいチームの雰囲気をつくること
・指摘だけでなく「アイデア」に落とし込んだ意見を言えるチーム

デザイナーは職能的に発散的なアイデア出しに慣れていると思います。
そのアイデア出しをプランナーと共有する頻度を上げることで、(まずはアイデアの質は問わないで)一緒に考えて形にする ことの型が見つかりやすくなっている気がします。
このアイデア合戦を初めてまだ1ヶ月ほど。その後どう施策や成果につながったか?はまた別途noteに書きたいと思っています。

③プロダクト・エンジニアチームみんなと、AdventCalenderの発信デザイン

💡コラボの目的:Retty Advent Calendarの熱量をもっと伝える
Rettyで毎年恒例になっているAdventCalendar。主にプロダクト開発に関わるメンバーを中心に毎日1人以上の様々な記事が公開されています。この皆の熱量をもっと社外の人にも伝えたい…!と考え、作ったのが今回の記事にも使っているこのOGPデザインです。

記事を公開するメンバーには1営業日前にタイトルを申請してもらい、私はそれをもとにデザイン…という形で協力してもらって制作しています。AdventCalendarらしいワクワク感も出せたらいいなと思って毎日デザインするのはとても楽しい!

みんなからもらった嬉しいリアクションたち

社内の評判も上々でとても嬉しいです😊

どんなコミュニケーションから始めたらいい?

「これ作りたいな」「やってみたいな」と思ったら、深く考えずに、まずはSlackなどで話しかけるようにしています。でも、ただ「作りたいです!」と手を挙げるだけだと期待値がずれてうまく行かないことも(過去何度か経験してきました)。
そんな経験から制作物に関しては、

① コラボする相手とまずは課題認識を揃えるための会話をする
② 課題を持ち帰って、とりあえず手を動かしてみる
③ 見せれる程度の質になったらはやめに共有して、課題解決になりそうかを相談する

…のコミュニケーションをなるべく頻繁にすることを心がけています。
「何が課題なのか?」の認識を合わせられていれば、コラボする相手も制作したものに対して「もっと◯◯したら良さそう」とデザイナーへフィードバックしやすいかなと思います。

またアイデア合戦のような話し合いを行うときに心がけたいコミュニケーションTipsについてはこの本に聞いてみるのがおすすめです。

この本はデザインレビュー時のコミュニケーションが主ですが、互いに意見を交わす際に「何を・どのように心がけたら良い結果につながるか」について丁寧に言語化されているので、改めて読み直してもハッとすることがたくさんありました。


以上、2022年12/8(木)担当の長谷川でした。
明日の記事もお楽しみに!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?