スーパーの価格がいくら上がっても構わない
物価高らしいですね
ここ3年くらい毎月数千もの商品が値上がりしているようだ。多分10%ぐらいずつ上がっているのか?
市販品をほとんど飼わない私は今のところ気にしていない。
スーパーの商品がいくら上がっても構わないとは思っていない。しかしそう思えるように、消費スタイルや考え方を常に調整していこうと思っている。
所得を増やしたりや固定費用減らすことも重要だが、習慣や考え方や価値観を変えることでも物価高に対応出来る。前者よりも後者の方が時間やお金がかからず簡単にできるのではないか。
実践したり人に勧めたりして有効だと思う策を書いていこうと思う。
① 消費スタイルを変える 国産高品質のものを生産者から直接購入する
野菜・米・肉卵も生産者から直接またはそれに近いやり方で購入することは可能だ。価格はスーパーの倍くらいする。しかし品質の高さや生産者への還元率を考慮するとそれが最も割安なのだ。生産者を支えることは自分の食料庫を守ることでもある。
宅配にすれば買い物に行く時間やガソリン代も節約出来る。
政府が彼らから高く買い消費者に安く売るような仕組みがあれば理想的だが、日本政府がやってることは程遠い。
② 食生活を変える 高品質のものを少量、シンプルに食べる
調味料は高品質の塩・砂糖・醤油などをメインにして簡素な料理法にする。放牧の肉や自然栽培の野菜はただ焼いて塩を振るだけで美味しい。人生観が変わる美味しさだ。食材が活きていれば塩だけで充分、むしろ塩さえも最小限にしたいとさえ感じる。肉や野菜はこんなにも味がするのかと心から感動できる。
私の夕飯の一例は、無農薬玄米・特上海苔・自家製生卵だ。ご飯はもちろんおかわりする。気が向けば野菜を煮だして醤油塩砂糖で味付けし汁ものを作る。高品質だとこれだけ簡素でも満足感はかなり高い。肉が欲しければ豚肉もスライスを2,3枚焼いて塩を振るだ。勿体なくて生姜焼きなどには出来ない。料理時間も短いし後片付けも楽だ。肉を焼いた後のフライパンでご飯を炒めると美味しい上に油を洗う手間も減る。
男性や子供にとっては物足りない食事だろう。毎日ではなく週に数回こうした食事を変えるだけでも楽になることが多いはずだ。献立を考える手間や時間も減る。調味料・レトルト・惣菜を買うお金も節約出来る。
③ 食習慣を変える 1日三食にこだわらず好きなタイミングで食べる
会社に勤務していたり家族が多いと難しいかも知れないが、模索する価値はある。
通勤をしないと食費(だけではないが)が激減する。通勤し8時から17時で勤務していれば、ランチを自炊することも食べないことも難しい。
自由出勤であれば、あらゆる行動が自分のタイミングで出来る。お腹が空いたときにあるものを食べることが出来れば、無理に外食したり食べ物を買う必要がない。
リモートやテレワークが出来ればそれが一番だが、オフィスワーク以外で自由出勤は難しい。
もし私が自由出勤出来なければ、日本昔ばなし並みに大きいおにぎりをお弁当に持って行く。もちろん良い米と海苔で作る。高級玄米と特上海苔のおにぎりでもコンビニのおにぎりより安く食べられる。その上健康的だ。
④ チートデイも作る たまにはジャンクフードも食べる
たまにマックやポテトチップスが食べたくなることもある。そんな日は私は我慢せずに食べる。
ファミレスも結構行く。それは食べるためというより時間を気にせずゆっくりしたいときでもある。
こうしなきゃ、とストイックになりすぎるとストレスになるので注意だ。
⑤ 自給する まずは簡単に、出来ることから始める
広大な畑を買って何種類も野菜を育てるとか田んぼをやるには、時間もやる気も必要だ。
初心者はそれより鉢植えやプランターで遊び半分でやってみるのがよい。
最初のおすすめはハーブ系。 ミントやレモンバームなど生命力が強いものなら水やって置いておけばよい。水がなくても結構育つ。乾かしてお茶にして飲んでみたらよい。初めての人は美味しくて驚くと思う。生茶を煮出すだけでも充分に美味しい。慣れてきたらハーブ同士を混ぜたりシナモンを入れたりして飲んでみる。健康にもよいが贅沢な気持ちになれる。
次のおすすめはカブ。 プランターで野菜を育てるならカブが私はおすすめだ。手間がかからないし春秋と二回作れる。葉も実も食べられるので無駄が無い。間引き菜をつまみながら実が大きくなるのを待ち、花になったら枯れるのを待って種を採ればよい。それを次のタイミングが蒔く。
自家製は形は悪いがこれも大変美味しい。生でもしゃもしゃ食べるだけで充分美味しい。
頭を悩ませているもの
まず心配なのが猫の餌だ。キャットフードも10%ぐらいずつ上がっている。たまに買いだめしているがそれで解決するわけではない。
猫は肉食なので私の残飯をやる訳にいかないし、今後どうしようかな。と思っている。
我が家の猫は、ヘビやトカゲを捕まえてきてぼりぼりかじっているハンターなので、頼もしいような気持ち悪いような気持ちでいる。
次に心配なのが輸送料だ。特に肉は地方から運んでもらっているのでそのうち料金が爆上がりするかも知れない。肉を自給するのは流石に難しい。
サバイバルとは猶予をつくること
前述した①から⑤全ては抜本的な解決策ではない。
しかしサバイバルの本質とは、猶予期間を作ること、その間に状況を見ながら次ぎの策を練ることだと思う。
食糧の多くは、数年で現時点の1.5倍にはなると私は予想する。それでも良い方で棚に並ばなくなるものも出てくる。畑から作物が盗まれたり取り合いになったりするかも知れない。農薬まみれのゴミみたいな食糧が輸入されスーパーに並ぶかも知れない。
しかし国産の優良品を購入することが最も賢い選択だと気づく人は増えるだろう。そして自分で生産した方が早くて旨いと行動する人も増えるだろう。
悪いことだけではないはずだ。