女前女性シリーズ第1弾 ココ・シャネル
女前な女性のみなさん!!
歴代の女前の女性を知るのも楽しいですよ。
たとえば、ファッションの歴史を変えたデザイナーのココ・シャネル。
誰もが知ってますよね??
今シャネルと言えば超有名ブランドのひとつです。
そんな彼女にも女前エピソードがあります
華やかなかのじょの人生の始まりは決して華やかなものではありませんでした。
12歳の時に母親がなくなり、そして父親に捨てられ孤児院で18歳まで暮らしたそうです。
いわゆる酒場(お酒とダンス・歌・お芝居を売る店)で働いていました。
そこでお客さんから呼ばれたあだ名によりココ・シャネルという名は誕生しました。
ココ・シャネルの始まりは帽子。
それまでの女性の帽子はかんざしなどがたくさんついた帽子が主流だったが、
シンプルで軽く、動きやすい帽子をつくった。これが彼女のデザイナーとしての第一歩だった。
その後パリで店を構え、これまでのひらひらとした服ではなくシンプルで動きやすく、女性が仕事で戦えるスーツや服をつくりこれまでのファッションの流れをガラリと変えるものでした。
みなさんもご存じ服だけでなく香水「シャネルno,5」は世界中の女性から愛されました。
しかし戦争が彼女のすべてを奪いました。
やがて戦争が終わり彼女は再起をかけてファッションショーを開いたですが「大失敗!!」
古臭い、昔はやったイケてない服と言い放たれたのです。
戦後に流行した服は女性の体をより美しく見せるようウエストを細く締めつけ、胸元を広く開けるような服でした。
70才のココ・シャネル。心に火がつきました。
「締め付けられた服では自由に働くことができない!!
女性がイキイキと輝ける服を!!」
「今を生きる女性が美しく輝くための服を作りたい!!」
シャネルはどんなひどいことを言われても、めげませんでした。
めげずにさまざまな服を発表し続けたのです。
そしてついに、認められたのです。
アメリカでは世界に先駆けて女性が自由に働くことがブームになっていました。
そうパリでは「時代遅れ服」と言われたのが、アメリカの女性たちに受け入れられたのです。
シャネルの服がなぜスゴイかは実際にシャネルの服を着たことがある方はわかるでは?
そうすればシャネルが「女性達にどう生きて欲しい」と考えていたかよくわかるはずです。
私もシャネルの服が似合う女前女性になりたいものです。
シャネルの生き方どう思われますか??
一生懸命やったことや考え方がまわりの人から笑われたり、否定されたり。
落ち込みますよね??
「イケてない」と言われて普通なら落ち込むところをめげずにやり通したこと。
これは私たちにも同じようなことがあると思いませんか?
学校や職場で自分の意見や考えを否定されたりすると、つい自分の意見や考えを曲げたりして
まわりに合わせてしまったりして自分を見失ったりしますよね?
自分の意見を貫く強さ、そしてあきらめないココロ。女前ですね!!
でも、もしかしたらシェネルと同じで
「ここではみんなに認められなかっただけ」かもしれません。
ふつうに生活をしていると、ついつい自分のまわりにあるものだけを世界と思ってしまいがちですが、実際の世界はものすごく広いのですね。
そのどこかに自分のことを認めてもらえる場所が必ずあります。
どんどん納得いくまで「自分の世界」を広げていくことが女前な女性の生き方だと私は思います。
女前シリーズ第一弾 世界で輝くココ・シャネルでした。