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るろうに剣心 最終章 The Beginning(21/06/05-06)

どーも! #見守り太郎です 。メジャー邦画の初土日興行だけを、興行収入を見守りたいから見守る記事を毎週お送りしております。

今週は、伝説の大ヒットシリーズ最終章の後編、「るろうに剣心 最終章 The Beginning 」を見守りたいと思います。

① 作品紹介

これで終わる。ここから始まる。シリーズ最高傑作、誕生。とのこと。

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② OP興行

まずはこちらを確認します。

るろうに剣心 最終章 The Beginning

販売数:16万5,122席
座席数:72万9,643席
回数 :3,707回
館数 :252館

稼働率  :22.6%
平均キャパ:197席
平均回数 :7.4

続いて、こちらを確認します。

興行収入を見守りたい! との齟齬を修正すると、以下のようになります。4/23に公開した「るろうに剣心 最終章 The Final」と比較します。

るろうに剣心 最終章 The Beginning

初土日興収 :3億6,300万円
初土日動員数:24万8,000人
実質座席数 :130万0,039席

★最終興収=(449館×197席×7.4回×19.1%×1,464円)×◯◯倍
るろうに剣心 最終章 The Final

初土日興収 :5億2,800万円
初土日動員数:36万2,000人
実質座席数 :179万9,972席

★35億円=(472館×197席×9.7回×20.1%×1,459円)×6.6

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※縦軸が座席数、横軸が動員数。

※薄緑が最終興収10億円未満、緑が10〜15億円、水色が15〜20億円、青が20〜30億円、紺が30億円以上。紺色作品のみタイトルも記入してます。

※赤点が「いのちの停車場」と「地獄の花園」の公開中の近作と、本作「るろうに剣心 最終章 The Beginning」

最終20億円代は確実というポジションですが、図の中央上の「るろうに剣心 最終章 The Final」と比べると大分目減っております。

③ まとめ

「るろうに剣心 最終章 The Beginning」は、1館あたり197席キャパで7.4回を449スクリーンで上映、平均して100席あたり約19人を動員。「るろうに剣心 最終章 The Final」は、1館あたり197席キャパで9.7回を472スクリーンで上映、平均して100席あたり約20人を動員。

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動員も席数も前作比70%ということですね。シリーズものの場合、前作比70〜80%というのは決して珍しいことではありません。

むしろ注目したいのが、平均回数。前作9.7回が、本作で7.4回。これは作品のパワーダウンではなく、映画館の時短要請によりレイト回が削られた結果かと。夜の回もきちんと動員できていれば、初土日4億円代もあったのではと考えます。

コロナ禍で映画館での興行が難しいなか、それでも2作連続で30億円越えを果たしてほしい! 邦画大作を見守る者として、引き続きの健闘を応援しております。

以上、「るろうに剣心 最終章 The Beginning」でした。


前作「るろうに剣心 最終章 The Final」の記事はコチラからどーぞ!

なお、各用語に関しては、こちらからご確認くださいませ。

#見守り太郎


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