罪の声(20/10/31-11/1)
2週間に渡って「鬼滅の刃」を扱ってきました(その間「みをつくし料理帖」と「きみの瞳が問いかけている」はスキップしてしまいました…)が、今週は、小栗旬 × 星野源で話題の「罪の声」を見守ります。
① 作品紹介
35年の時を経て蘇る宿命。日本中を震撼させた劇場型犯罪の真相に迫る!とのこと。
② OP興行
まずはこちらを確認します。
罪の声
販売数:107,162席
座席数:402,551席
回数 :2,941回
館数 :260館
稼働率 :26.6%
平均キャパ:137席
平均回数 :5.7回
続いて、こちらを確認します。
興行収入を見守りたい!との齟齬を修正すると、以下のようになります。OP興収が近い「何者」と比較してみましょう。
罪の声
★最終興収=(344館×137席×5.7回×27.2%×1,255円)×◯◯倍
何者
★10.7億円=(297館×251席×5.7回×15.3%×1,389円)×5.9倍
③ まとめ
「罪の声」は、1館あたり137席キャパで5.7回を344館で上映、平均して100席あたり約27人の動員。「何者」は、1館あたり251席キャパで5.7回を297館で上映、平均して100席あたり約15人の動員。
ポイント①
「罪の声」は、平均キャパが少ない。
ポイント②
「罪の声」は、館数が多い。
ポイント③
「何者」は、伸び率があまり高くなかった。
ポイント④
実は…「罪の声」の土日の概算席数は、53.2万席。
一方の「何者」は、85.5万席。
なぜこれほど差があるのか?
2作品とも平均回数は同じなかで、まず平均キャパが異なる。
これは、コロナだけではなく、
メガヒット中の「鬼滅の刃」の映画館ジャックによるもの。
そこで…平均キャパで劣る分を取り戻すべく、
館数を344館に拡大していると言える。
ちなみに「何者」の伸び率は、5.9倍と決して高くない。
「何者」よりも少ない席数で、
高い稼働率を叩き出す「罪の声」であれば、
今後の伸び率にも大いに期待!
以上、「罪の声」でした!
#見守り太郎 拝
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