特別編 ポケモン vs プペル(公開10日間)
あけましておめでとうございます! #見守り太郎です 。メジャー邦画の初土日興行だけを、興行収入を見守りたいから見守る記事を毎週お送りしております。
…が、2021年1週目は、全国250館以上での公開の新作邦画がありませんでしたので、クリスマスに同日公開されたアニメ2作、「劇場版ポケットモンスター ココ」と「映画えんとつ町のプペル」の公開10日間を見守りたいと思います。
① 作品紹介
君に伝えたい。ポケモンと人間、ちょっと変わった親子の物語。とのこと。
信じぬけ。煙に覆われ、見上げることも忘れたえんとつ町の誰も知らない大きな秘密。"星"を信じた少年とゴミ人間の物語。原作・西野亮廣、大人も泣ける大ヒット絵本ついに映画化! とのこと。
② OP興行
国民的アニメに軍配!
ポケットモンスター ココ
初土日興収 :276,000,000円
初土日動員数:234,000人
単価 :1,179円
実質座席数 :1,143,074席
えんとつ町のプペル
初土日興収 :207,000,000円
初土日動員数:144,000人
単価 :1,438円
実質座席数 :698,931席
単価に注目すると、ポケモンはやはり若年層、プペルは大人を動員したことがわかります。プペルの座席数はポケモンの61%と考えると、大健闘と言えるかもしれません。
② 10日間の興行収入
ここから10日間の推移を見守ります。赤がポケモン、青がプペルです。
2作品ともほぼ45度の上昇線。平日で落ちがない、冬休み特有の推移です。
単日興収、ポケモン圧勝かと思いきや…初日と2週目金土日はプペルが上回りました。
館数、こちらはポケモンですね。
平均キャパ、初日こそプペルですが、こちらもポケモンですね。
平均回数、若干ではありますが、ポケモンですね。
稼働率、6日目(水曜日)以降は、プペルの圧勝です。
③ 考察
10日間の興収を、いつもの数式に置き換えみます。
ポケットモンスター ココ
9億4,500万円=(375館×226席×6.7回×20.5%×1,179円)×3.4倍
えんとつ町のプペル
8億7,600万円=(308館×180席×6.3回×20.6%×1,438円)×4.2倍
初土日はポケモンに軍配でしたが、各要素を日別に見ていくと、プペルの伸び率が高いことがわかります。最終興収の行方は、はたして…
以上、特別編 ポケモン vs プペル(公開10日間)でした。
なお、各用語に関しては、こちらからご確認くださいませ。
#見守り太郎 拝
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