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Sakai Next Impact Catapultの最終発表に登壇してきました!

こんにちは、mimamo(ミマモ)代表のしーまです!

先日、Sakai Next Impact Catapultプログラムの成果発表会でmimamoの取り組みを発表してきました。

無事に発表が終わり、ホッとしています!

この記事では、発表内容やプログラム内での壁打ち、さらにはエキスパートの方からいただいたアドバイスについてまとめました。



Sakai Next Impact Catapultとは

Sakai Next Impact Catapult(サカイ・ネクスト・インパクト・カタパルト)は、社会課題解決に挑む起業家をサポートするプログラムです。

このプログラムでは、社会課題に対する深い理解や、ビジネスモデル設計資金調達の知識など、実践的なスキルを学ぶことができます。

mimamoもこのプログラムに参加し、事業のブラッシュアップを行いました。

10月から2月までの期間、複数回のインプットや壁打ちの機会を頂き、インパクトスタートアップの現在地やこれからの展望、ビジネスの形にあった資金調達の方法などについて学びを深めていきました。


当日の発表の様子

最近よく発表しているS-cubeの会場

mimamoを通じて辿りつきたい目的

これまでの発表では、子供たちのつながり、体験格差を解消するためのオンラインプラットフォームとしての取り組みを紹介してきました。

今回の発表では、支援者育成調査研究の必要性に焦点を当てました。

発表のたびに進化しています

これらは今後の成長に不可欠な、mimamoが持続的に社会的インパクトを与えるための柱となる部分です。

この部分に焦点をあてた発表は初めてだったのですが、参加者の温かい反応を感じながら無事に発表を終えることができました。

Sakai Next Impact Catapultで得た学びを活かして、さらに大きなインパクトを生む活動へと繋げていきたいという思いを新たにしました。


プログラムのなかで特に印象的だった壁打ちと学び

今回参加させて頂いたプログラムのなかで特に印象に残ったのは、江連千佳さん(非営利株式会社ピロウ代表取締役)との壁打ちでした。

江連さんは研究と事業を両立されている方なので、mimamoの事業に研究要素をどう組み込むかを中心に相談させていただきました。

この壁打ちは、mimamoをどう大きくしていくかについて深く考えるきっかけになったと思います。

非営利株式会社としての形態
江連さんは、非営利株式会社という形態をとっています。
その選択をとる理由も興味深く、社会的責任を最優先にすることに重きを置いているmimamoに対しても、「社会的インパクトを最大化するためにシンクタンクとしての機能を持つとよいのでは?」というアドバイス頂きました。

mimamoの未来において、社会課題解決のための研究機関としての役割を果たすという視点に出会うきっかけにもなりました。

新たなお金の流れについての考え
江連さんからは、非営利株式会社というかたちでの資本の流れについても教えていただきました。
収益が大きくなった場合に、その利益が資本家に渡らず、社会に還元される仕組みであると伺ってとても興味深いです。

mimamoでも、持続可能な支援を実現するために、収益がどのように社会貢献に繋がるかを再度見直す必要があると感じました。

この壁打ちは、mimamoの方向性に大きなヒントを与えてくれました。
社会課題解決のために最も効果的なアプローチを選択するための指針となりました。


エキスパートからのフィードバック

発表はいつも緊張しますね

成果発表後、エキスパートの方々から以下のようなアドバイスをいただきました。

株式会社Compass 代表取締役 大津愛 氏
株式会社ブイクック CEO 工藤柊 氏
スパークル株式会社 代表取締役 福留秀基 氏

エキスパートの方々

1. 他団体とパートナーシップ・連携について

「同じ子ども支援団体でも、対象とする層や支援の手法が全く違う。
良く分析して、mimamoでは『どこからどこまで』を担えるのかを整理してから、協力の提案をしたほうが良い。」
「人生のなかでいつまでに何をやるのかを決めることでスピード感をもって実行できるので、事業計画を立てること」
「マネタイズの手段として、親や大人をターゲットにしていると、競合が塾などになってくるので、目的からズレてしまうので、助成金なども視野に入れていくこと良い。」

株式会社Compass 大津さんからのアドバイス

子ども支援を行う他団体と連携するとき、お互いのターゲットや強み・弱みを理解することはとても大事なポイントです。
その上で、mimamoが自社で担える範囲と、連携先に期待するサポートを明確にすることで、より効果的に社会課題へアプローチできるはず。

加えて、行政との連携を視野に入れることで、安定的な資金源の確保と、より広い支援が可能になるかもしれません。

端的な言葉で、有益なアドバイスを頂けて大変参考になりました!

2. 人材確保とマネジメント

「価値観やミッションが合う人を採用することが大切。
副業や外部となると、忙しくて結局できない人もいるので、最初のすり合わせが重要。」
「色んな職業の方に声をかけるだけではなく、複数の仕事をしている方に入ってもらうという方法もあるかもしれない。」

株式会社ブイクック CEO 工藤さんからのアドバイス

mimamoが大切にしている共感・対話を重視する支援を実現するためには、専門性だけでなく価値観やビジョンを共有できる人材が必要です。

最初の段階でしっかりすり合わせを行い、お互いの期待値やミッションを確認することがマネジメント上の大きなポイントだと感じました。

ご自身のメンバー集めの際に、価値観のすり合わせが足りなかった経験も共有して頂き、参考になりました!


mimamoの今後の展望について

協力しあえる支援者育成の強化

子供たちの安心と信頼のための労力は惜しみたくない

支援者が子どもたちと安心して対話できるよう、共感力や傾聴力を育成するための研修プログラムの準備を進めています。

大学や専門学校との連携を通じて、心理学部や福祉学部の学生が研修生として参加することを予定しており、より多くの学生や専門家が支援者として活躍できる体制を整えていきます!

調査研究の取り組み

研究として論文として成立させることで、民間個人よりおおきなインパクトが狙えるはず

mimamoでは、サービス利用者との対話や支援の効果を観測し、得られた内容を、データとして蓄積してゆき、改善に努めています。

そして心理学的効果や学習への影響を調査し、その結果を論文として発信することで、個人よりももっと大きなポジションから、エビデンスに基づいた支援を提供することを目指していこうと考えています。

人材確保の課題

お互いに学びの機会となりながら人材を確保していきたい

mimamoが抱える大きな課題のひとつに、各分野のスタッフの確保があります。
特に、対話の質を高め、より多くの子供たちに質の高い支援を届けるためには、対話については専門的なスキルを持つ人材を増やすことが不可欠!

エキスパートの方々からのアドバイスの通り、価値観やミッションの共有が鍵となるため、採用やボランティア募集の際には、事前のすり合わせを徹底する方針です。
さらに、行政との連携や補助金の活用も視野に入れることで、持続的な運営体制を目指していこうと思っています。


mimamoの未来へ

mimamoは、これからも子供たちの孤独、孤立を防ぐという目標に向かって進化を続けていきます。

mimamoに協力してくれる人材の育成と調査研究を強化し、より多くの子どもたちに質の高い支援を届ける体制を整えるとともに、今後は他団体との連携や行政との協働も積極的に模索していきたいと考えています。

今回のSakai Next Impact Catapultで得た学びと、審査員の方々からのフィードバックを最大限に活かし、さらに社会にインパクトを与えていきたいと思います。

最後に、関係者の皆さま、メンターの皆さま、そして応援してくださる皆さまに心から感謝申し上げます!

集合写真!

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ここまで読んで頂き、ありがとうございます!



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