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オンラインコミュニティ『イラスト大教室』とmimamoパートナーシップがスタート!

こんにちは!
mimamo(ミマモ)代表のしーまです。

mimamoでは新たな挑戦が次々と進んでいます。

今日はその中のひとつ、オンラインコミュニティ『イラスト大教室』とのパートナーシップがスタートしたことについてお話しします!


オンラインコミュニティ『イラスト大教室』とは

絵を主軸とした女性専用のオンラインコミュニティです。

先生もおらず、講座もない。

経歴や上手い下手関係なく、対等に描くこと、つくることを楽しめる場所です。

イメージとしては自習のために開放された、出入り自由な『大教室』。

グループで話したり、
1人で本を読んだり、友達と落書きしたり。

それぞれがそれぞれのタイミングで好きなように活動しているけれど、人の気配はある・・・
そんな場所をイメージしています。

独学のハードルを下げ、1人で頑張らなくていい環境を用意することで
『教わる』という受け身のスタイルよりもっと深く楽しく練習や創作に取り組むことができる。

それが『イラスト大教室』です。

イラスト大教室公式サイトより

パートナシップ関係について

「パートナーシップ」という言葉は、双方が対等な立場で協力し合い、共通の目標を達成するために手を取り合う関係のことです。

現在、イラスト大教室のメンバーの方は、もくもく部屋の一部に参加することができます。

もくもく部屋での記念撮影の様子

イラスト大教室のコミュニティメンバーに、集中できる作業環境を提供する代わりに、主催のかざりさんがmimamoの発信活動を手伝ってくれることになりました。

かざりさんのXのアカウントには2万人を超えるフォロワーがおり、インフルエンサーとしても活動しています。

noteのフォロワーも多く、文章での発信が得意な方です。

mimamoのもくもく部屋とかざりさんの発信力、それぞれの得意分野で苦手を補いあいながら、お互いの事業の発展を目指してゆくことができます。

現状のmimamoは、発信活動までは手が回っていません。

発信が得意なかざりさんに、パートナーシップというかたちで手を貸していただけることは、mimamoが必要な人に届くサービスになるためにも、大変ありがたいです。

イラスト大教室への熱量と想いへの共感

一時的なコラボレーションではなく、長期的な協力関係としてパートナーシップを結ぶことにしたのは、かざりさんがコミュニティ運営にかける想いに、強い共感を抱いたのも理由のひとつです。

以下は、上の記事の抜粋です。

世間には頑張る人の背中を押す(もしくはその気持ちを搾取する)オンラインサロンやコミュニティはたくさんあります。

それに対して、私は『生きてるだけで偉いのに、さらに描きたいという気持ちがあるなんて本当に素晴らしい』というところから、称えられずにいられません。

私は、基本的に『人生はみんなそれぞれの地獄だ』という考えをもっているので、人はみんな、生きているだけで充分すごいと思っているところがあります。

そんな地獄のなかで、「もっと頑張らないと」「努力が足りない」と自分を責めてしまうなんて本当につらい。

「もう充分すごいんだ、よく頑張ってる」と自分を許して、その上で好きなこと(描くこと、生み出すこと)に自分のペースで向き合って欲しいという気持ちでイラスト大教室を運営しています。

イラスト大教室noteより

実際に私自身も、多かれ少なかれ社会で生きていく中で、競争や比較、価値といったことに振り回されて疲弊してしまうことも多々あります。

自分が運営するコミュニティのなかだけでも、そういった苦しさから解放されて欲しいという想い、そしてそれを実現していること。

mimamoが目指す姿に重なる部分がありました。

きっかけはQUINTBRIDGEでの発表

ことの発端は、QUINTBRIDGEでのmimamoについてのプレゼンでした。

mimamoは、私自身の経験をもとに、現状の社会課題解決を目指して始めたサービスです。

「大人とのつながりを通じて子供の選択肢を広げる」 を目標に、面談やもくもく部屋を展開しています。

この事業をブラッシュアップするため、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設、QUINTBRIDGEの経営ゼミに参加していました。

参加したゼミは約3か月の期間をかけての全6回、「ソーシャルグッドな事業」を考えていくというものでした。


ゼミのプログラムを経て、最終発表日。
学びの集大成として、mimamoの発表を行いました。

10分程度の発表を終えて休憩に入ったとき、かざりさんからお声がけをいただきました。

話しかけられたことに驚きつつ、さらに「うちと提携しませんか?」という提案は寝耳に水。

これまで、mimamoは他のコミュニティと提携したことはありません。
そんな選択肢も考えたことがありませんでした。 

お話を伺うと、かざりさんが運営されているオンラインコミュニティは2020年から続いており、メンバーは女性のみ。
約200名もの方々がイラストや作品制作に励む場とのことです。

かざりさん自身は、イラストは描かないとのことでしたが、出身はなんと東京藝術大学!

「ブルーピリオドの世界だ!」とワクワクしてしまいました。

東京藝術大学を舞台にした漫画です

実は、私は絵を描く事が趣味です。

たまたまその時着ていた服が、私が描いた絵をプリントしたものだったので、
「私も絵描くの好きです!」
「これ私が描いた絵!」
と見せると、「めっちゃいいですね!すごい!」と褒めて喜んでくれました。

この服です
オイルパステルでかきました

コラボという提案を頂くことは想定外でしたが、お話を伺うなかで、
「面白そう!」と感じたこと。
自分の趣味のひとつでもある絵のコミュニティだったこと。
一度、詳しく話を聞きたい!
と思ったのでZoomでミーティングをすることに。

かざりさんはその場でスケジュール帳を開き、予定を確認。連絡先としてLINEを交換しました。

勢いとスピード感が半端なかったです。

準備段階から感じた可能性

ミーティングでは、かざりさんが事前にイラスト大教室側とmimamo側のメリットをしっかり整理してくれていました。

ミーティング時に提案資料を見せてもらいました
しごできやなあ

こうやって資料を準備するなど、しっかり時間をとって考えて頂いていたことにまず驚きました。

「mimamo側のメリットだらけでは?」と感じながら「実はあやしい団体だったらどうしよう」など、不安を感じなかったと言ったら嘘になります。

しかし、かざりさんの人柄の魅力と、mimamoの新しい可能性が広がる期待が勝ちました。

イラスト大教室の参加者にとっては、もくもく部屋が集中して作品を描ける環境を提供できるというメリットがあります。

そして、mimamoの参加者である子供たちには絵を描く大人と交流できる機会を生み出せます。

『多様な大人たちと出会うことで、将来の選択肢を広げてほしい』という理想に、さらに近づくことができます。

でも、うまくいかなかったら?もし、もくもく部屋が活用してもらえなかったら…。

そんなことも考えましたが「まず試してみないとわからない」と決心。

ひとまず2ヶ月をトライアル期間としようということで話がまとまりました。

ミーティングでは、コミュニティ内での告知のタイミングや手順、開催スケジュールなどを、内部の様子を教えてもらいながら相談しつつ具体的にしていきました。

画面共有しながら相談してかざりさんが資料にまとめる

もくもく部屋の話が終わった後、かざりさんがビジネスコンテストに挑戦中とのことだったので、事業プランの中身についてもお聞きしました。

自分自身、新卒から経営コンサルタントの仕事をしていることもあり、事業立ち上げやビジネスプランなどは非常に関心が高い分野です。

予定の1時間を大幅に超え、なんと3時間半も話し込んでしまうほど盛り上がりました!(長すぎるね)

かざりさんの言葉選びがとても面白く、「興味深い…!そんな視点があるのか…!なんか詩的な表現が多い気がする…!これが東京藝大の人…!」と思いつつ話をしていました。

やってみてわかったコミュニティの魅力

数日後、もくもく部屋の開催時間についてイラスト大教室内でアンケートを実施。

アンケートすぐとる

在宅勤務やフリーランスの方が多いせいか、平日の10:00-12:00の時間帯に最も希望が集まりました。

平日10:00-12:00の時間帯は子供の参加者はあまりいないので、イラスト大教室向けの開催にはなりますが、
『まずはもくもく部屋に参加してみて雰囲気を知ってほしい』
『イラスト大教室の方と仲良くなりたい』

そんな気持ちで開催日程を増やしていきました。

時間に余裕がある時期だったので沢山開催できました

初回のもくもく部屋は、8:00-10:00という、お子さんがいらっしゃる方には難しいと聞いていた時間帯にも関わらず、イラスト大教室から約10名が参加してくれました。

普段より多くの人数での開催となり、もくもく部屋全体が活気づきました!

かざりさんと大教室のメンバーの方々は、子供たちが発表する内容に対して、すごく肯定的にリアクションをとられていたのが印象的でした。

「朝からもくもくで勉強してえらい」
「今日のやることをしっかり話せてすごい」

子供たちも喜んでいる様子で、良い人たちが集まるコミュニティと繋がることができて嬉しく思いました。

イラスト大教室のメンバーには、連載を持つ漫画家や、プロのイラストレーターの方もおられます。
もちろん、趣味で絵を楽しんでいる方々も!

描いているものを、もくもく部屋の終了時に共有してくださる事も多いのですが、取り組んでいることが人それぞれで、絵でできることの多さをめちゃめちゃ驚いてしまいます…。

イラスト大教室の方々は発信活動をされている方も多く、完成した絵や漫画、LINEスタンプなどをSNS上で見るとなんだか感動します。

作品を作る過程を共有いただくことで、完成したときの感動というか「一緒に時間を共有した中でできたもの」という感覚が強いです。

学生の中にはこんな感想を話す子もいました。
「雲の上の存在の漫画家の方と一緒にもくもく部屋をしているなんてすごい」
「今日は自分も絵を描きたい!」

イラスト大教室でもくもく部屋を開催することは、メンバーの方々にただ集中して作業できる場所を提供するだけではなく、mimamoに参加する子供たちの選択肢、視野を広げるきっかけとしても機能しています。

好きなことを仕事にする大人、絵の練習や作品づくりに励む大人と時間を共有することで、やりたいことを見つけるきっかけを得られるようになるかもしれません。

私自身も、普段はなかなか接することのない業界の方々と交流でき、刺激になっています。
(ジャンプで連載していた漫画家のマンガ『バクマン』で聞いた「ネーム」「ペン入れ」などの言葉を当たり前に使っている様子を、かっこいい…!と興奮しつつ聞いています。)

トライアル期間で印象的だった出来事

mimamoのもくもく部屋は小学校4年生から50代くらいの方まで、幅広い年齢の方が参加して、多世代交流を実現しています。

その中には、卒業論文を頑張る大学生の方もいて、論文に向けてアンケートを実施することになりました。

mimamoとしても頑張っている姿を応援したいので、公式アカウントからアンケートについてポスト。

また、イラスト大教室slackのトークルームにも回答者募集の案内文を投稿しました。

イラスト大教室の雑談部屋に投稿した文章

結果、なんと、128件もの回答が集まりました!

Xのフォロワー2万人以上のかざりさんも協力してくださったおかげで、あっという間に拡散され、大成功に。

この出来事は、mimamoとイラスト大教室がパートナーシップを結ぶ決断のひとつとなりました。

  1. 頑張っている姿に応援したくなる気持ちが湧いた

  2. SNSでの拡散力が強いメンバーがいる

  3. お互いを応援し合う文化が根付いている

という点が作用したのではないかと思います。

この出来事を経て、mimamoとイラスト大教室が協力関係となる可能性の広がりを強く感じました。

コミュニティ同士の交流によって新しいつながりが生まれたり、いつもと違う視点を得られるということを体験できた貴重な機会でした。

イラスト大教室メンバーからの声

もくもく部屋に参加してくれているイラスト大教室の方が、なんともくもく部屋のイラストを描いてくださいました!

▼Xの投稿

▼Instagramの投稿

もくもく部屋の様子を絵日記にしてくださるというのが、さすがクリエイターのコミュニティだなと思って感激しました!

こうやって形に残るかたちで感想を頂けて本当にうれしいです…!

さいごに

今回、イラスト大教室とのパートナーシップを結ぶことにしたのは、mimamoにとって新たな挑戦の一歩でした。

この経験を通じて、他のコミュニティともコラボレーションやパートナーシップ締結を進めていくことも活動を広げる手段だと学ぶことができました。

今回の出来事を通じて感じたのは、「活動を発信し続けることの大切さ」です。

QUINTBRIDGEでの発表がなければ、かざりさんとのご縁はありませんでした。
そして、このご縁がmimamoに新しい可能性をもたらしてくれました。

2025年も、mimamoは挑戦を続けていきます。

もしこの記事を読んで、もくもく部屋やmimamoの活動に興味を持っていただけたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!

最後までお読みいただきありがとうございました😊

今後もmimamoの活動報告と「#学びと対話」をキーワードに、noteを発信していきますので、興味を持っていただいた方はフォローよろしくお願いします。

お問い合わせは公式ラインよりお願い致します。


mimamoとパートナーシップを結んだ、イラスト大教室の公式サイトはこちら!
毎月第3金曜日に新規メンバー募集を行っているそうです。

募集が近くなると連絡がくる、かざりさんの公式LINEはこちら!

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