61日後に産むワレ(仮)

9時半起床

朝 オートミール入りスコーン、ルイボスティー

11時過ぎから検診。天気がいいので夫と歩いて産院へ。鴨川沿いは桜、雪柳、あと名前のわからない黄色い花と春色になっている。

前回から2週間おきになった検診。前回の血液検査の結果はやはりやや貧血ぎみ。また鉄剤を出されるかと思ったが、今回は食事で補う努力をするように言われた。お腹の張りは便秘ぎみなのも関係するそうで、食物繊維。

私の体重はあまり変わらず、胎児の重さは2週間前に比べて300gくらい増えて標準くらい。特に問題なし。診察を終えてから病室を見せてもらう。相部屋はなく、広い部屋、中くらいの、レギュラーという選択肢。広い部屋は応接室みたいなソファーがあったり、専用のシャワーがあったりするが、費用的にもレギュラーでよしと思った。

2時から映画を観る予定で、夫と行きたかったラーメン屋すがりでお昼。魚介だしの効いたスープにもつがはいった濃厚なスープに全粒粉入りの麺。少し並んだが、とてもおいしかった。

映画まではまだ時間があり、上島珈琲でお茶する。
約2ヶ月後にはできなくなると思うとこういうちょっとしたお出かけも、これまでより味わいがあるというか。

映画は家が家事になった映画監督のドキュメント「焼け跡クロニクル」監督には親子ほど歳の離れた妻とそのあいだにできた大学生くらいの息子、3歳くらいの双子の女の子の家族がある。監督の火傷以外、家族は全員無事だった。

全焼した家には住めなくなって公民館でしばらく寝起きし、仮住まいのアパートに移り、それから住む家に移る。火事の後はこんなふうに生活を作り直していくのだなと思いながら。

歩いて帰り、友達の子2歳に送るためのワンピースのインナー用にかぼちゃパンツを作る。夫は豆腐とズッキーニ、クミンとココナッツ入りの新しいチャンプル的なものを晩ごはんに作ってくれた。おいしかった。


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