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2021年10月18日 9週3日

出張2日目。昨夜は11時前に寝たと思う。8時前に起床。
環境が変わってもわりとよく寝られる自分の図太さはありがたい。

朝はバナナと高プロテインヨーグルト、マクビティのビスケット。一人暮らし感がある。

3人産んだ人が、今の子供がまだいない時間の自由さがとてもなつかしくなるよと言っていた。そうだろうと思う。

朝から事務作業をこなし、10時からスタジオを借りて仕事の動画撮影、編集をこなし、部屋に戻ってお昼ごはん。
ワンルームの一口電気コンロ。片手鍋とフライパンはある。料理をしようという気は起きないので、冷凍の鍋焼きうどんを片手鍋に放り込んで加熱するだけ。うどんは冷凍でもおいしいので好きだが、せっかくだから普段食べない冷凍パスタなんかも試してみようかと思う。

午後からメンバーが集まりクリエイション。
徐々に作品が出来上がってくる。

おやつにセブンイレブンの生あんこパイだったか、パイ生地にあんことクリームの挟まっているのを食べる。おいしい。

夜、クリエイションを終えて、昨日行った韓国料理屋でピビンパをテイクアウトする。
お弁当屋、コンビニ、スーパー、いろいろ近くにあるが、500円のビビンパは彩りのいいナムルと豚カルビ、目玉焼きも乗っていてバランスがいいし、同じ500円払うなら目の前で作ってもらうほうがうれしい。

それにお店のお兄さんの笑顔がとてもいい。マスクでわからないが目元はソンガンホの無邪気な感じの笑顔に似ている。ビビンパも文句なしにおいしかった。800円のプルコギビビンパも気になるし、ソウルうどんも気になる。明日の晩も私はここに行ってしまうのではないだろうか。

夫にピビンパの写真を送る。1人で食べる夕食。おいしいけど、おいしさを分かち合う人がいないので、お腹においしいなーと話しかけてみる。

どんな子が産まれてくるのか、気にならない親はいない。
妊娠生活系の記事を読んでいたら、出生前診断をPRするマンガが目について、する予定はないけれど、ふと読んだ。不安だから調べておくと安心、調べた結果陰性で心安らかにお産に迎えられます、という浅すぎる内容だった。
陽性だったら家族と相談したりしないといけない、ということ意外肝心なところに一切触れていないところに苛立つマンガだった。

自分がまだ妊婦を考えるずっと前に出産した友人に出生前診断のことを聞いてみたことがある。

生まれる前に障害の有無がわかったとしても、それが自分にとって産むか産まないかの選択理由にならないし、産まれたあとにわかることもある。育つ過程で何が起こるかもわからないから、私にとっては調べる意味が何もなかった、という答えだった。

強いなと思った。

もちろん障害なく産まれてほしいと誰しも思う。でもそうではなかった場合、徐々に受け入れ、受け止めていくしかないのだろう。それはきっと自分が病を得た場合も同じ。障害への認識は更新され、それまで知らなかったこと、健常の世界からは見えにくかったことが見えるだろう。

自分の中の偏見らしきもの。この正体は何か。
今まで学校や街や電車で出会った障害者の印象?
障害者の親になること、程度によってはずっと介護が必要になること、つまり、こうありたい自分を阻まれるという感覚がある。
ここまで書くと結局自分の心配しかしてないことがあきらかになってきた。

選べないことをどうやって人は受け入れていくのか。私はまだ、生きていることの本当をよく知らない気がしてくるし、覚悟をしているのかと問いたくなった。



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