2021年10月26日 10週4日

8時半起床。
朝、残りのカレーをオムレツにかけてオムカレーに。

久々に怒った。
夫が何の相談もなく来年6月初旬に数日家を空ける予定を伝えてきた。出産予定日は5月23日である。里帰りの予定はない。
予定通りに産まれたとして、産後2週間程度である。
この発言から産褥期について何も知らないことがわかった。出産後の体がぼろぼろなこと、そのままほとんど寝られない日々に突入すること。ひとりで何とかしろというのか。

うちは幸いなことに親のサポートもお願いできる。
だからまず事前に日程のことを相談してくれて、引き受けた方が今後のためにも良い機会なら、私は行った方がいいというだろう。留守中は母に泊まりに来てもらうとか算段もできる。まあ、それも全部私がやるのだが。

実際に産む方はこれから自分の身に起こることについて知ろうとするし、来るべき未知へのできるだけの対策をしておこうと、言われなくても調べて勉強する。確実に自分の体の限界に近い現象を引き受ける怖さを時間をかけて抱えていく。膨張して裂けるような痛み、考え尽くしても消えない不安。耐える時間からは逃れられない覚悟を積み上げながら。産む前も産んだ後も未知の体である。

びっくりするくらい男性の多くは妊娠出産のリアルについて知らないのかも知れない。産めば元通りではない。産褥期のことについて書いた記事を送った。知れば自分が妊婦に何を言ったのかわかるだろう。

すべてのリズムが2人暮らしの頃と変わることのリアリティをどれくらい想像しているかにも差を感じる。こういうことは産んだ後にもあるように思う。

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