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#12 阪神JF2023

~テシオ理論と太陽のサイクルから遺伝と適性の血統を探る~
# 12『I'm a Dreamer』

前回の記事の更新から一か月以上経ってしまった。
とにかく馬券が当たらなかったこの2ヵ月、なにしてたかって競馬もそこそこにドラマ『パリピ孔明』にすっかりハマっていた。

いいドラマだったよね。
アニメもみたことないし全くの初見だったけど、ストーリーも明快だし演出も面白い。そしてなにより曲がよかった。

メインの「Dreamer」には心打たれた。
世間的にも多くの人が感情移入というか自己投影しやすかったんじゃないかな。自分も「自分には血統しかないんや!」って気持ちになれて、そこで阪神JFは頑張ってみよう、って気になれた。昔から単純なんだよね、感動屋さんとはよく言われてました。

ちなみに一番好きだったシーンは、2曲目のオリジナル曲「Time Capsule」が完成したシーン。多摩川の河川敷で走り出して歌詞とメロディが降ってきた瞬間、オーナーも数年ぶりにギターを手にした。2人の過去が曲と重なり、そのままステージへ…うぅ、泣けたなぁあの演出は。

さてそんなこんなで、一念発起、阪神JFの恐ろしい登録馬の数、全て調べることにしました。
そして、前回の記事で取り上げた禁断の項目「月のサイクル」にも。
これは前にも書いたけどまだまだ勉強不足の項目。
素人が仕事の片手間に調べきれる内容ではないなと感じながらも、一生懸命調べてみました。正答率は恐らく60%…かな。そもそも答えのない競馬予想の世界、自分なりの楽しみ方として挑戦してみることにした。




月のサイクル。
特に今回が2歳の牝馬限定G1なのに意味がある。これは牝馬特有のサイクルだから。
各馬の生まれ持ったサイクルと、レース当日のサイクルを調べた表がこちら。

前述の通り、正答率は60%。
なんの意味もない調査にも思えるけれど、これは自分の為の調べもの。
半分程度しか合っていない前提で話を進めるけど、それでも有力馬の多くが良いサイクル、判定としては〇の評価になった。
裏を返せば、月のサイクルがいい馬こそ2歳のこの時期にここへ間に合った証のような気もする。

有力馬だから判定が良いのではなく、判定がいいからここへ間に合った、ともとれる。元々テシオ理論は配合論。

予想に活かす意味では、調べた結果の両方に「〇」をつけて色を塗った馬を本命候補としたい。




次に毎回やってる活性値の計算とその他諸々の表。
前項の月のサイクル判定を載せて一覧にしてみた。

早熟性、母系の活性値、月のサイクル
これら3つの基準をクリアした馬は26頭中5頭。

ステレンボッシュ
スプリングノヴァ
ボンドガール
メイショウゴーフル
ラヴァンダ

少々強引な絞り方だとは自分でも思うけど、ひとまずこちらの5頭を本命候補としたい。あくまで1着候補。次点で気になる馬もたくさんいるけれど。

新潟2歳で▲評価にしたアスコリピチェーノが気になっていたんだけど漏れちゃった。血統表からはマイラーとしての資質を非常に高く感じるから、馬券には組み込みたいなぁ。




さて、ここまではレース内容度外視、かつ種牡馬毎の血統表をほぼみてない状態での絞り込みだったので、ここから先はこれを踏まえたうえでより詳細な予想に入る作業になります。(本記事はここで終わりですが)

今回は牝馬2歳G1だったので、特殊な絞り込みになりました。
いずれにしても今回はかなり試験的な内容。全く結果が伴わなくても、長い目で見て評価した馬が将来花開けば嬉しいかなと思ってます。そもそも計算結果が間違ってる可能性も大きいし。

翌週の朝日杯は牡馬の戦いなので違った視点、具体的にはラップの観点、牡馬としての種牡馬の形の観点などを取り入れる予定です。

登録馬が多すぎて調べるのが大変だった。
思いを奮い立たせてくれた「dreamer」に感謝して、dreamerな馬券が当たればいいなと思います。




※前日追記

ステレンボッシュ
スプリングノヴァ
ボンドガール 回避
メイショウゴーフル 抽選漏れ
ラヴァンダ 抽選漏れ

まさかの推奨5頭中2頭しか出走出来なかった。
じゃもう残った2頭の一点買いでいいではないか、
と言いたいところなんけど、気になっていた馬のお話を少し。

結局初志貫徹

・アスコリピチェーノ
月の判定はスピード裏…いやこれは新潟2歳のレースをみるからに流石に計算が間違っていると信じたい(笑)
ダイワメジャー×Sadler's Wellsはニックス。優先もそのままSadler's Wells。サドラーの血は度々過去のnoteでも触れているように、スピードを長く持続させる力があり、今のスピードが出る馬場にもってこいだと思う。基礎体力は平均並み、夏以降どこも使わずに年末一本というのも好感。当然人気上位だけど、ここは重い印を打ちたい。

・ステレンボッシュ
意外に人気がない。月の判定は表、予定日のズレも『1』で父エピファネイア、早熟性も申し分ない。前走赤松賞から勝ち馬が出て無いことがそこまで売れてない原因か。
この馬はスピードの遺伝と早熟性もさることながら、基礎体力が75とかなり高い。中2週のローテだけど強気に捉えたい。優先祖先はルーラーシップ、阪神マイルでは信頼の血統。

1週前から気になっていたこちらの2頭を本命対抗に推す。
2頭とも優先祖先はやや力寄りの血統。ルーラーシップにSadler's Wells。

となれば相手も当然同系統、または近しい方向性の血統からチョイスしたい。馬場が軽く時計が出やすい馬場ならば米国系を優先に持つコラソンビートやキャットファイトの人気目で決まる可能性も十分にある。
裏を突くというわけではないけれど、時計が出る馬場の時にスピードが出すぎて底力勝負になった場合欧州系が台頭する。
・スプリングノヴァ 月〇 優先トニービン
・サフィラ 月〇 優先Lomitas
・コスモディナー 月×   優先リアルシャダイ
この3頭が相手。




◎ステレンボッシュ
〇アスコリピチェーノ

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