タエ通信 vol.38 【怪獣は楽園を破壊する アルキテ デッキ解説】
今回の記事では、『次元超躍』で登場した新規ライドライン【怪獣は楽園を破壊する アルキテ】を解説していきます。
本記事で解説する構築を使用した動画を下記で公開しているので、合わせて観ることでより理解が深まると思います。
https://youtu.be/WvIBVS4rjoY?si=832rf2ZA7YPvM8oC
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[1]デッキについて
【怪獣は楽園を破壊する アルキテ】は動きの再現性の高さ、非常に速いゲーム展開が可能な点が強みのデッキです。
それぞれどういった点が優れているのか、下記で解説していきます。
■動きの再現性が非常に高い
専用オーダーカードの《奔流エネルギーの研究》により山札からアタッカーやペルソナライド、守護者を探すことができるので動きが安定している点が魅力です。
また、《奔流エネルギー》や《怪獣は楽園を破壊する アルキテ》能力でオーダーゾーンに置いた「怪獣」ユニットをコールし展開、連続攻撃ができるので攻撃回数、打点も安定して供給することができます。
《従機怪獣 サヴォワード》による展開、オーダーゾーンからの「怪獣」ユニットの回収も安定性の向上を後押ししています。
オーダーゾーンを使うというと複雑に感じるかもしれませんが、やっていることはドロップゾーンを第二の手札として使っているようなものだと覚えておくとわかりやすいでしょう。
ヴァンガードではガードや退却したユニット含め最終的にほぼ全てのカードがドロップに送られるため、ドロップを第二の手札のように用いたギミックはいつでも強力です。
■序盤に質の高い速攻が可能
捨てられた時にコールされる《ラザレック》があることや、《サヴォワード》でアタッカーの回収が可能な点、《トライジェンテ》でヴァンガードの打点を上げられる点、除去を受けても再展開が容易な点など序盤から質の高い速攻ができる基盤が揃っています。
そこに3ターン目からの5パンが加わることにより、高い4ターンキル性能を持ちます。
現在の環境では、クレストによる打点の増加をもつ超越デッキやゾルガ・ネイダールのようなゲームが伸びるほど強いデッキが多く、それらに早期決着を狙えることは環境における大きなアドバンテージとなります。
また、速攻に対して有効な点止めやリアガードへのアタックに対しても《ボバルマイン》やギミックで対応することができ、止められにくい速攻が可能です。
[2]構築
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