海の側
年に何回か気持ちが落ちる期間がある
誰かと話をするときはごまかせるけど、ひとりになるとドッと疲れがくる
情報が多すぎる社会でさまざまなことを追いかけていくことは相当疲れる
朝起きてすぐ立ち上がるとかかとが痛い
なぜだろう
疲れるとあまりトークのない音楽を流しているラジオを聞く
他人の考えを浴びせられ続けているとしんどくなる
健康な精神の時に見ると色々な考えの人がいて面白かったり、発見があったりと活用できるが、そうじゃない時は推敲されていない文字の羅列に酔う
きょうはメダカの水槽をきれいにして
犬をいつも以上に撫でて癒された
暑さのピークは去ったと思ったのに、湿気の多い嫌な暑さが続いている
先日、海に行った
気持ちが落ちると海に行く
入らないことの方が多いが海を見ると落ち着くし、気持ちがひとつ上にあがる
葉山の森戸海岸が大好きだ
石原裕次郎の隣に私の石碑もたててほしいくらいに
あの場所から海をみて、沈む夕日をみたい
海の近くで生まれてよかったと思う
海が好きで良かったと心の底から思う
海が好き
砂は足指の間に入り数日後畳の目の間から見つかる
潮の匂いを引き連れてバスに揺られ、オレンジ色の灯りの家に帰る
汗なのか海水なのかわからないベタつきを浴槽でほどく
疲れた肢体を投げ出すように布団に横たわる
焼けた肌と眩しかった太陽を忘れないように目をつむる
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