見出し画像

カントリーウエスタンの風漂う音楽食堂「レトロポップ食堂」

19の時に買ったアコースティックギターは
その後15年眠っていた。

自分自身で表現したいものがある。
私は今後この表現方法で生きてゆくだろう。

そう信じて疑わなかった37歳。

バンドのフロントマンであった自分は
その後ソロでギター弾き語りに転向し
路上ライヴがライフワークになった。

誰が聴いていてもいなくても
私は自分のために歌うからそれでいい。

路上で歌い続けて7年。

世界が激動と共に豹変し新たな時代に。

路上イベントで出逢った音楽仲間に導かれ
自分が憧れていた
夢のようなカフェに出逢った。

自身でも弾き語りをする彼は人懐こい笑顔と佇まいが印象的で素晴らしい声色と声量を持っている。

彼の導きでこの場所に辿り着くまで実に1年の長い月日がかかってしまった。

スケジュール合わず迷惑をかけ通しであった私に何度も声をかけてくれたことに心の底から感謝している。

カランと乾いたドアを開くと暖色のランプと木目の美しい内装、柔らかい優しさに包まれたドライフラワーが覗く。

日の暮れた初秋の頃の暗がりから
そこにはグッと心を惹かれる空間が広がっていた。

私はアメリカンカントリーがルーツのシンガーソングライターだ。流れるブルーグラスの快活な音色、往年のカントリーソング、どこか懐かしい雰囲気にたちまち包まれたのだ。

この日のことは私の記憶に鮮明だ。

初めて「レトロポップ食堂」に行き
オープンマイクで歌わせて頂いた大切な日だ。

自身もソロでの活動、HOLIDAY BANDという技巧巧みで個性と愛に溢れるバンドのフロントマンとして活躍する高田虎太郎氏がオーナーを勤める「レトロポップ食堂」は私が夢見た最高の音楽食堂。

高田虎太郎氏
HOLIDAY BAND


常にオーナー家族の愛がそこにはあり
家族のような仲間の談笑に溢れている。
笑顔を交わし酒を交わし人生を交差する。

関東のみならず日本全国、海外アーティストも訪れる音楽食堂「レトロポップ食堂」を支える、音楽を愛し家族仲間と共に人生を最大限に楽しむ少年のような純粋さと一本筋の通った信念を持つオーナー虎太郎氏

私は幾度となく彼の伸びやかで深い歌声、心にダイレクトに響く歌に私は救われている。

こちらの動画を見れば「レトロポップ食堂」がいかにミュージシャンや音楽愛好家から愛されているのかが手に取るようにわかる。

この場所で歌わせて頂くようになり
たくさんの素晴らしい出逢いが生まれた。

言葉で尽くしきれないほど感謝している。

昼夜魅力的な音楽イベントと美味しい料理。

筆者も来月こちらのイベントに
出演させて頂く。


今後さらに「レトロポップ食堂」はたくさんの人を魅了する存在感を不動のものとし、
愛深く広がりを無限のものとするだろう。

「レトロポップ食堂」
埼玉県東松山市箭弓町3-3-4
https://retropop.wixsite.com/retropop

いいなと思ったら応援しよう!