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キャンバスに下塗りをはじめた

8月2日(金)
朝、目が覚める。
体調はすっかりよくなった。足はまだ痛いけれど少しずつよくなるだろう。むくりと起き上がる。

玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。小鳥の声にうっとりする。

カカオにご飯をあげる。

ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。今日はルーちゃんの水を換える。

注文分の絵本を梱包する。
お中元のお礼状を書く。

電話が鳴った。知らない番号。出る。R社の方だった。

「あの、6月分の請求書が届いていないんですが…。」

え。すっかり忘れていた。

「忘れていました〜えへへ。」と、私。

急いで作成する。

食事の支度をする。
修一郎の分はお弁当仕立てにしておく。

先生から立ちっぱなしと歩きすぎはよくないと言われているので椅子に座って台所仕事をする。

午後、ごはんさんと少し話す。

「昨晩、250万年前の光見れなかった。」と、ごはんさん。そして、

「急いでないけどね。」と言って にっこりした。

コープのOさんがやってきた。
今年の暑さについてあれこれ話す。

「グリーンさん行くとき帽子かぶって行った方がいいですよ。直射日光すごいから。」と、Oさん。

グリーンコープさんの元気カーがやってきた。アドバイス通り、帽子をかぶって ぴょこぴょこゆっくり歩いて行く。陽射しが痛い。ちょこっと歩いただけで汗びっしょりになった。こういう日に外仕事をされている方たちは大変だなぁと心から思った。

よく冷えたおいしいミルクがカゴの中でカチャカチャ鳴っている。

少しだけお盆の支度をする。

注文分の絵に取りかかる。
キャンバスに下地材のジェッソを塗ってゆく。“乾いたら塗る” を繰り返す。

完成が遅れることを伝える。
快く了承してくれた。

修一郎がお弁当を もぐもぐ食べながら

「全然動かないのにどうしておなかが空くんだろう。」と言った。

私もずっと不思議だった。口に出すと失礼な気がしたので、生き物は生きているだけでおなかが空くんだろう。と結論づけていた。本人も不思議ななら、それは誰にも分からないミステリーだ。

夕方、チャイムが鳴った。
玄関に行くと、KUさんが立っていた。ここのところの私の様子を心配して顔を見に来てくれたのだ。

「大丈夫〜〜?」と、KUさんの瞳がうるうるしている。

「うん、もう大丈夫〜ありがとう〜。」と、私。

この暑さについてあれこれ話す。
車の中からワンちゃんが じーっと見ている。可愛い。

「お互い無理せず元気に過ごそうね。」と手を振って車に戻るKUさん。海のような青いシャツがとても良く似合っていた。

クローバー畑の一部がすっかり枯れてしまった。涼しくなれば新しい芽が育ってくるだろう。

日が暮れてから郵便物を出しに行く。山際の橙色がきれいだった。

夜、庭に出る。
夜のぜんぶに「おやすみ」を言う。

カカオは遊びに出かけている。

今日もいい一日だった。




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